こんばんは音譜

国連防災世界会議が開催されている仙台は、外国人の方々を含めて沢山の人が街に溢れています。



今日の仙台はお天気にも恵まれ、
私がコーディネーターを努めさせて頂いたパブリックフォーラム「新潟から東北へ~地域で目指すマルチハザードに対する多重防御の姿」にも、予定の人数を越えて沢山の方々が来てくださいました。

どうもありがとうございました音譜



日本も世界も、地球に暮らす以上は自然災害のリスクと無関係ではいられません。

個人も、組織も、行政も…過去の災害から学び、その教訓を生かして防災対策を積み上げ、次にやって来る災害により良く備える。

この繰り返しをしていくしかないんだと思います。

そういう意味では、この10年に2回も大震災を経験し、さらに水害、雪害、土砂崩れなど、様々な災害に直面しながら乗り越えてきた新潟の経験は、東日本大震災にも生かされ、これから世界に対しても生かされるべき内容が多いのだと思います。

ただ、行政の立場で対応してきた泉田知事によれば、災害は毎回多様で、過去の経験値がそのまま適用できるかといえば決してそうではなかったと。

つまり、災害には常にフレキシブルな決断と対策が求められるということです。

そうだとすると、あらゆる災害は起こるものと想定したうえで、多重に防御する仕組みを個人レベルから建設、組織、街づくり…あらゆるところで行っておく必要性があるということなのですね。



また、災害には負のイメージがどうしてもつきまとってしまいますが、

実は復旧、復興の過程で、それまで気付かなかった地域の価値を再認識したり、新しい人材が生まれたり、災い転じて福となすようなビジネスが生まれたり…

今までにない新しい価値を生み出すような効果もあったりするのだそうですアップ

災害前よりもより良い地域を作り出すビックリマーク

これが、本当の意味での「復興」そして「レジリエンス」なのでしょう。



それから、今日、東北大名誉教授の平川先生のプレゼンで鳥肌が立ったのは、
東日本大震災の津波の到達地点を線で結ぶと、「街道」に重なるということ。

つまり、証拠はないけれど、街道を作った先人の知恵と見ることはできるわけです。

これからもこういう目線は忘れないようにしたいですねひらめき電球


そして、東大地震研の平田先生がおっしゃった言葉。

日本はプレートが重なりあう災害多発国だけれど、そのおかげで今の日本列島ができ、豊な自然の恵みと潤沢な水を享受できているのだということ。

つまり、災害と恵は表裏一体。

感謝しながら畏れる。

うまく共存していく知恵を身につけていくべきなのでしょうねニコニコ





おまけ:

打ち上げで、仙台駅近くのお寿司屋さんで新鮮なお刺身をいただきましたビックリマーク
わーいビックリマーク最高でしたっ合格


お酒は浦霞の生酒ビックリマーク
地元の海の幸にマッチします~ラブラブ


最後はお寿司アップ
ハッピーMaxビックリマーク


いい気分でやまびこに揺られる私なのでした~ドキドキ