こんにちは台風雪

爆弾低気圧のおかげで北海道では暴風雪や高潮で大変なことになっていますね汗

北海道の方々、大丈夫でしょうかあせる


東京は晴天でしたが、西日本でも雪、さらにこれから向かう名古屋でも雪の予報が出ているようです叫び


年末の忙しいときに寒波が次々とやってきますねガーン

体調を崩さないようにお正月までふんばりましょうねグー



さて、パキスタンで、タリバンによって軍の学校が襲撃され、140人もの児童、生徒が殺されてしまう悲劇が起きました。

タリバン(TTP)は、パキスタン軍がタリバン掃討作戦を行っていることへの報復として軍の学校を襲撃したと声明では発表していますが、

子供たちが軍の人間だったわけでもなく、「学校」という教育機関を狙ったのは明らかに意図的だと感じます。

何の罪もない優秀な子供たちの命をあっという間に奪うなんて、本当に信じられない行動です。


タイミング的には、マララさんのノーベル平和賞受賞はあったでしょう。
世界が彼女を称賛し、「子供たちに教育を!」と訴えた、その回答が今回のテロ行為なのかもしれません。


だとしたら本当に悲しすぎます…。

宗教によって色んな神様がいるけれど、無差別殺人を許す神様なんてありえませんから。



それにしても、彼らはなぜそこまで教育を否定するのでしょう?

これはイスラム過激派に限らず、「平等」をうたう思想は、過激に解釈するとどうしてもそこに行ってしまうんですね…。

アジアにおいても、かつては社会主義を掲げた中国の文化大革命や共産主義を目指したカンボジアのポルポト政権においても、教育は否定され、知識層と呼ばれる人たちの虐殺が行われたりした歴史があります。

プノンペンのキリング・フィールドに行きましたが、もう、狂気としか
言いようがない残虐さでした。


教育のなにが悪いの?なんでこんなことしたの??


思わず聞いてしまったら、返ってきたのは。

人は教育を受けると、富める者になる。
結果、格差が生まれる。そして悪しき資本主義がはびこる。


という論理でした…。


資本主義における格差に苦しむ現状は確かにあります。
私も決して資本主義が100%正しいとは思いません。

欧米からイスラム国の兵士に志願する若者の数がそれを物語っていると思いますから。


でも、人は基本自由であるばずで、とんなに考え方が違っても命を奪う権利はどこにもないし、まして子供たちを無差別に殺害するなんて完璧に間違ってます。

イスラム教でも、それは禁じられていることなんですから。


しかし、追い詰められれば追い詰められるほど、彼らは自分達の都合のいいように解釈して行動が過激になっていくでしょう。

このような事件がまた起きないとも限りません。


イスラム国のような、欧米や日本とは対局にある思想が勢力を拡大し、明らかに世界は分裂の様相を呈しています。

この対立、今後どうなっていくのでしょうか…。








おまけ:

今日の衣装は YUKI TORII のニットとスカートでしたニコニコ
スカーフのようなスカートがステキでしたラブラブ