こんにちはI
台風の影響で四国は大変な大雨になっていますね
実は私は週末にシンポジウムで徳島に行っていたんです。
金曜の夜から、ホテルの部屋の窓に雨が叩き付ける音で目が覚めるくらい、ひどい大雨になってしまいました
翌朝になってもどしゃぶりで、タクシーから降りて会場の玄関に行くまでのほんの数mで、洋服がびしょ濡れに
こんな大雨の中、高レベル放射性廃棄物の地層処分を考える、という難しいシンポジウムで、果たして会場に参加者の方が来てくれるのかと、心配をしていましたが、
事前予約された方はほとんど来て下さって、しかも最後までたくさんの質問を事業者となるNUMOにぶつけてくださいました。
この問題は、誰もがやっかいで避けたいと思っている問題ですが、もう原子力発電所内の使用済み燃料プールはほぼ満杯ですから、なんとか道筋をつけなければならない、日本にとっては重要かつ切迫した課題です。
でも、絶対に安全、確実に処分をしてもらわなければならないものですので、
専門家や国、事業体だけにまかせるのではなく、国民それぞれが自分の街に処分場が作られる気持ちで真剣に疑問や不安をぶつけて解消していかないと、本当の安全は実現しないと思います。
それが福島の事故を経ての教訓だと思います。
そして、正しく理解することの大切さ。
知らずに憶測や感覚だけで、処分場になった場所を遠ざけるようなことになってしまうことは避けなければなりません。
少なくともこの場所は、国民全員の電気のごみを受け入れることになるのですから。
そういう意味で、この悪天候にもかかわらず、たくさんの方が会場に足を運んで、素直にするどい質問をぶつけてくださったのは本当に意義があることだと思いますし、
また、それに対してNUMOが不安や思いを肌で感じ、一生懸命答えていくというのは、とても大事なプロセスだと思いました。
今年はまだ他の場所でもこうしたシンポジウムを開く予定になっていて、私も何回かお手伝いさせていただきますので、お近くの方はどうぞ会場に足を運んでみてください
さて、金曜日の午後は、思い立ってちょっと早めに徳島に入り、
空港でレンタカーを借りて数時間ドライブしてきました
この時はまだ雨が降っていなくて、予報も曇りだったんですね。
まず、霊山寺(りょうぜんじ)というお寺へ!
今年は四国八十八か所の霊場が開場1200年という記念の年ということで、
以前テレビでお遍路さんの番組を見て、興味を持っていたんですね。
そうしたら、たまたま以前「趣味Do楽」でお世話になったNHK出版のTさんから「はじめての四国お遍路旅」のテキストを送っていただき、(放送は明日から!)
徳島には1番札所の霊山寺があるので、せっかくなのでそこだけでもちょっと見てみたいと思い、行ってみました
こちらです
もともと弘法大師が四国の東北から右回りに88か所の霊場を開いたものなのですが、
ここは始めにインドの霊山を移すという意味で、竺和山、霊山寺と名付けられたんだそうです。
すぐ近くに2番札所の極楽寺もあったので、ここにも立ち寄ってみました
敷地内には弘法大師が植えたという大きな杉の木が
1番から6番までは近くにあるので、時間があったら行ってみたかったのですが、
また今度、ちゃんと作法を勉強してから来たいと思います
さて、車でこの鳴門大橋を渡り、淡路島へ!
実は私、子供のころから1度「渦潮」というものを見てみたいと思っていたんです
そこで、うずしおクルーズに乗って近くで見ることにしました
船はこちら。咸臨丸を復元したものなんだそうです
なかなか立派な帆船です。
出航したら、二人のおじさんが一生懸命手?を振ってくれました。
のんびり20分くらいかけて、鳴門海峡へ。
途中、他の帆船ともすれ違いました。
ついに鳴門海峡に到着です
じーっと海面を見ていると、おお~っ
何もないところからクルクルと渦が巻き始めました
さらに鳴門大橋の真下に行くと、いくつもの渦が大きく巻いていました。
私、勝手に渦は一つなんだと思っていたんですが、
大小いくつもできるものなんですね
この渦潮、季節的には春が一番大きいのができるらしいです
渦の道のHPに、待ち受け画面があったので、早速ダウンロード。
これはスゴイこの季節にまた見てみたい
夕方レンタカーを返したところで、雨がポツポツ・・・。
ラッキーでした。
夜は名物「阿波雄鶏(あわおどり)」を始め、海の幸、陸の幸を堪能しました!
はも。柔らかかった~
なぜかこの日はお肉を食べたい気分で、頼んじゃった
帰りは空港で、ご当地「徳島ラーメン」
最近なんの躊躇もなく直行してます・・・・
徳島ラーメンには、なぜか、「なると」はありませんでした
最後に、
帰りの飛行機から見た、日没直後の富士さま。
とても幻想的でした
四国の方、どうか気を付けてお過ごしください
そしてこれ以上雨の被害が拡大しないよう、お祈りしています。