緊迫するイラク情勢で

こんにちは

今朝はウェークアップ！で、緊迫するイラク情勢についても取り上げていました。

アメリカはもうイラクにはあまり関与したくないようですが、

もしかしたら…

アメリカがイラクを攻撃したときよりも、今の方が大変な状況にあるのかもしれません



このISISという超過激なスンニ派組織、国をまたいで勢力を拡大していますが、
手中に収めた範囲はもうイスラエルの広さに匹敵するのだそうです

しかも、油田やら銀行やら、取り放題
シーア派やイスラムの教義に真摯ではないと見なした人は殺してしまうというアルカイダ以上の狂信的組織のようです。


そして、このISISのバックにはサウジアラビアが
サウジって親欧米だけど、イスラムの教義に対しては厳格な国ですもんね

一方、イラク政府のシーア派側にはアメリカと犬猿の仲のイランがついている

イラク政府を応援したいけど、イランと手を組むなんてありえない
ということで、アメリカにとってはこの反政府勢力にどう対応していいのか悩むところでもあるんでしょうね。


しかし…

中東全域にこの勢力が広がって、過激イスラム国家ができちゃったりすると、もう、世界経済は大混乱です

特にアジアは中東からの石油依存率が高いですから、投資を引き上げるような動きが出てくるかもしれません。

日本だって大変です
ガソリンが高くなってますけど、今日本のエネルギー自給率は6%
これは、オイルショックの時より悪い状況ですから、この地域からの安定供給が得られなくなったらどうにも立ち行かなくなります。


中東の宗教問題って複雑で他国の価値観ではわかりにくかったりしますが、

要するに、イラクにアメリカが介入して都合のいい政府を作り上げたけど、
そのことがより過激なイスラム勢力を作り出し、アメリカが介入しなかったシリアで育ち、そして、欧米にとって更なるピンチを作り出す結果となってしまった…という皮肉なことなのかもしれません。


何が正解かって、本当にわかりませんね。
少なくともこちらの論理だけ振りかざしても、決して解決にはならないでしょう。

日本もこの問題には注視しながら、対応策を早く立てておかなければなりませんね





おまけ:

新大阪の駅で、蓬莱のぶたまんを買って新幹線に乗り込みました



パカッと開けたら、アツアツのぶたまん


美味しい～
幸せな帰り道なのでした



ちなみにシュウマイも買っちゃった
ちょっと風邪気味で、こんな時にはいつにも増して食欲が出る私。


でもさすがにお腹いっぱいなので、1つ食べて後は夕飯に持って帰ります