こんにちは
東京は梅雨真っ盛りの雨模様のようですね
私も早朝に雨の中ゴロゴロと荷物を引っ張りながら駅に行き、どんよりした景色を見ながら新幹線で新潟に向かったのですが、
トンネルを抜けたら、爽やかな青空
大穀倉地帯の稲も伸びてきて、青空とのコントラストが本当素晴らしい~
この景色で一気に元気になりました
さて、今日は「伊藤聡子と新潟の経営者」の収録でした。
色んな経営者の方々にお会いしていると、十人十色それぞれにドラマがあって、毎回お話に引き込まれてしまうのですが、
そんな中でもいくつか共通項があることに気がつきます。
その内のひとつは、「お天道様は見ている!」というようなエピソードがみんなあって、
正しい方向には必ず道が開けるようになってるものなんだなぁ~、ということです。
正しい…かどうかはわからないけど、少なくとも純粋な善意や志が根底にあると、失敗さえも大きな成功の糧となって、結果として成功に導かれる、ということなんです。
単純といえば単純なことなのかもしれません。
でも、その単純なことがなかなかできないのが人間でもあるので、毎回私はなるほど~と感動させられるんですね。
今日お話を伺った社長さんのお一人は、企業のITシステムに「ジェネクサス」というソフトを使って、スピーディーに、さらに複雑なコンピューター言語を使わずに、業種に合わせて構築しやすいものを開発、販売しているIT企業、株式会社ウィングの樋山社長でした。
私はあまりITに詳しくないのですがこのシステムがとても画期的だとして全国から非常に注目されている会社でもあります。
詳しくは後日また放送やポッドキャストをお聞き下さいね
実はこの会社は、樋山さんが2つ目に作った会社なんです。
樋山さん、最初に設立した会社で、
みんなの会社としてがんばっていくために、3人を役員にして無償で株を分け与えたそうなんです。
すると、ある日突然、その内の2人から、「株を合わせるとこちらが多くなるから、辞めてくれ。」と、社長を解任されてしまったというのです
信じられない裏切り…ですよね
会社に資金も投入していたので、ほとんど何もない状態で放り出されてしまったのです
でも、20人いた社員のうち、4人が「あなたと一緒に仕事がしたい」と家に訪ねてきたそうです。
樋山さんは、「給料が払えないから、そのまま会社に居なさい」と諭して帰したのですが、
「給料はなくていいから、一緒にやりたい!」とまたお願いにきたのだそうです。
そこで、樋山さんは何とか彼らを食べさせなくては!とあわてて作ったのが今の会社だったのです。
もちろん最初は資金繰りに困ったそうです
資本を食い潰し、そして、1週間後に948万用意できないともうアウト…というところまで追い詰められたとき、
なんと、いきなり予想もしない950万円が振り込まれて助かったのだそうです
こういう話は他の社長さんたちからも聞いたことがあります。
もうダメだ…と思った時に、助けがあって今がある、という話です
で、乗っ取られた会社はどうなったかというと、樋山さんを追い出したわずか数ヶ月後に、仕事が回らなくなって整理されることになり、社員は全員解雇されたそうです。
突然振り込まれた950万円は、その時に会社に貸していた形になっていたものが整理されて返されたものだったのです
樋山さんは、社員の行き場を一生懸命探し、どうしても行き場がない社員は新しい会社に雇い入れたそうです。
お天道様は、確実に見ているのですね~
そんな、人を大事にする(株)ウィングの経営は内外から信頼を得て、日本経営品質賞を始め、数々の賞を受賞されるようになりました
「ジェネクサス」というソフトをいち早く導入したのも、素晴らしい中小企業をITで支え、3Kと呼ばれるITの技術者たちの労働環境を変えたい!というのが、きっかけだったそうです。
企業経営はもちろんのこと、人生にも色んな場面が訪れます。
何を大事にしていくのか…。
こんなお話を聞くたびに考えさせられる私なのでした
私はこれから札幌に向かいます
情報では札幌も晴れているそうです
東京は梅雨真っ盛りの雨模様のようですね
私も早朝に雨の中ゴロゴロと荷物を引っ張りながら駅に行き、どんよりした景色を見ながら新幹線で新潟に向かったのですが、
トンネルを抜けたら、爽やかな青空
大穀倉地帯の稲も伸びてきて、青空とのコントラストが本当素晴らしい~
この景色で一気に元気になりました
さて、今日は「伊藤聡子と新潟の経営者」の収録でした。
色んな経営者の方々にお会いしていると、十人十色それぞれにドラマがあって、毎回お話に引き込まれてしまうのですが、
そんな中でもいくつか共通項があることに気がつきます。
その内のひとつは、「お天道様は見ている!」というようなエピソードがみんなあって、
正しい方向には必ず道が開けるようになってるものなんだなぁ~、ということです。
正しい…かどうかはわからないけど、少なくとも純粋な善意や志が根底にあると、失敗さえも大きな成功の糧となって、結果として成功に導かれる、ということなんです。
単純といえば単純なことなのかもしれません。
でも、その単純なことがなかなかできないのが人間でもあるので、毎回私はなるほど~と感動させられるんですね。
今日お話を伺った社長さんのお一人は、企業のITシステムに「ジェネクサス」というソフトを使って、スピーディーに、さらに複雑なコンピューター言語を使わずに、業種に合わせて構築しやすいものを開発、販売しているIT企業、株式会社ウィングの樋山社長でした。
私はあまりITに詳しくないのですがこのシステムがとても画期的だとして全国から非常に注目されている会社でもあります。
詳しくは後日また放送やポッドキャストをお聞き下さいね
実はこの会社は、樋山さんが2つ目に作った会社なんです。
樋山さん、最初に設立した会社で、
みんなの会社としてがんばっていくために、3人を役員にして無償で株を分け与えたそうなんです。
すると、ある日突然、その内の2人から、「株を合わせるとこちらが多くなるから、辞めてくれ。」と、社長を解任されてしまったというのです
信じられない裏切り…ですよね
会社に資金も投入していたので、ほとんど何もない状態で放り出されてしまったのです
でも、20人いた社員のうち、4人が「あなたと一緒に仕事がしたい」と家に訪ねてきたそうです。
樋山さんは、「給料が払えないから、そのまま会社に居なさい」と諭して帰したのですが、
「給料はなくていいから、一緒にやりたい!」とまたお願いにきたのだそうです。
そこで、樋山さんは何とか彼らを食べさせなくては!とあわてて作ったのが今の会社だったのです。
もちろん最初は資金繰りに困ったそうです
資本を食い潰し、そして、1週間後に948万用意できないともうアウト…というところまで追い詰められたとき、
なんと、いきなり予想もしない950万円が振り込まれて助かったのだそうです
こういう話は他の社長さんたちからも聞いたことがあります。
もうダメだ…と思った時に、助けがあって今がある、という話です
で、乗っ取られた会社はどうなったかというと、樋山さんを追い出したわずか数ヶ月後に、仕事が回らなくなって整理されることになり、社員は全員解雇されたそうです。
突然振り込まれた950万円は、その時に会社に貸していた形になっていたものが整理されて返されたものだったのです
樋山さんは、社員の行き場を一生懸命探し、どうしても行き場がない社員は新しい会社に雇い入れたそうです。
お天道様は、確実に見ているのですね~
そんな、人を大事にする(株)ウィングの経営は内外から信頼を得て、日本経営品質賞を始め、数々の賞を受賞されるようになりました
「ジェネクサス」というソフトをいち早く導入したのも、素晴らしい中小企業をITで支え、3Kと呼ばれるITの技術者たちの労働環境を変えたい!というのが、きっかけだったそうです。
企業経営はもちろんのこと、人生にも色んな場面が訪れます。
何を大事にしていくのか…。
こんなお話を聞くたびに考えさせられる私なのでした
私はこれから札幌に向かいます
情報では札幌も晴れているそうです