世界が求める冷凍技術

こんにちは

暑くなってきましたね

私は今日から半袖になりました。

今日見たら、富士山もだいぶ雪が溶けてきましたよ

さて、今日のひるおび！、「そのスジの一番」のコーナーで、日本が世界に誇るCAS冷凍技術というのを開発した株式会社アビーが紹介されました

スタジオで、3年前に冷凍したメロンを食べたんですけど、ウソみたいに香りも豊かだし、甘くてジューシー

午前中にお母さんが切って冷蔵庫に入れておいてくれたおやつのメロンを学校から帰ってきて食べたかんじ、でしょうか。

いや、すごいです

普通、家で冷凍すると、パサパサになって、しばらくすると臭いも気になりますよね

ところが、このCAS冷凍というのは、冷凍するときに細かく振動を与えることによって、細胞を破壊せずに水分もうまみも中に閉じ込められることができるという優れものなんです！

今や世界17ヵ国で、世界シェア100％というから驚きですね

社会の課題を解決しながら利益も上げる、というビジネスがこれからの主役になっていくと思いますが、

この冷凍技術によって、過疎化に悩む隠岐から世界にイカや牡蠣を輸出することができるようになった例が紹介されました。

地域の疲弊を防ぐには、雇用を創出すること。

隠岐では、これによって若者が都会からも帰ってくるようになったそうです

大和田社長もおっしゃってましたが、これからの人口問題を考えれば世界で食料の争奪戦は大変になっていくでしょう。

特に、海産物は近隣との関係で厳しい状況にあると思います

今カツオが全然採れないのも、水温の問題とともに南の海での乱獲も指摘されていますもんね。

中国も、エネルギー資源とともに食料資源は確保しようと必死になるでしょう。

なので、たくさん採れる魚は採ってこのように冷凍すれば、価格の安定も図れるし、また輸出してビジネスにすることで、他の種類を手に入れることも可能になってきます。
もちろん食料安保の視点とも密接につながりますね

これ、将来家庭用冷凍庫にも使えるようになったりするのかな～

ともかく、これからの時代には欠かせない技術、それが日本の企業によって担われているというのは何とも誇らしくなったのでした