こんにちは音譜

東海から関東は今日は晴れていますが、まだちょっと雲が多い感じですねくもり


さて、JTBの社員が高校の遠足のバス11台を発注し忘れたため、生徒を装い「遠足に行くなら自殺したい」という手紙を高校に届けて中止を画策した問題。

なんて幼稚な…ガーンと呆れちゃいますが、高校としては生徒の自殺という一番琴線に触れるような内容での手紙だったこともあり、怒り心頭メラメラ

そりゃそうですよね…。

結果、刑事告訴することになり、JTBとしてはものすごいイメージダウンと信頼損失を招く事態になってしまいました汗


この事件、悪いのはもちろんこの社員なんですけれど、企業の危機管理について考えてしまうニュースでしたね汗

失敗したり、間違ったりしたら、ヤバイ!と思って隠したくなる気持ち、誰でもあります。

確かに潔く謝るっていうのはなかなか大変なことです。

けれど、そういうことは、後になればなるほど言い出しにくくなるし、バレたときの傷も大きくなるもの。

これが大企業の看板を背負う社員の失敗ならなおさらです。


そう考えると、企業として大事なことは、
社員に対して業務をきちんとやるということだけを徹底させるのではなく、

失敗したらすぐに報告できる土壌を作っておくことの方が大事だったりするのではないでしょうか?

社員も人間なんだから失敗する、という大前提に立って、

じゃあ失敗を未然に防ぐためにはどんなことをするべきか、また失敗してしまった時に、どんなフォローができるのか、という体制を整えておいた方が、危機管理として機能しやすいのではないでしょうか?

今回のケースも、その社員は上司に素直に相談さえできていれば、天下のJTBなんですからバスの手当てもできたかもしれないし、
できなかったとしても、上司とともに誠意をもって謝ることができていれば、告訴なんてことはなならずに済んだのです。

もっと言えば、発注ミスがないように、組織でチェックする機能があっても良かったはず。


今日から5月。
新年度の緊張が和らいでふと気が抜けてしまう季節でもありますクローバー
色んな意味で教訓になる事件でした黄色い花



おまけ:

今日の衣装は HANAE MORI のワンピースでした音譜
クラシックな形とシャーベット色が上品ですラブラブ