こんばんは
前回ご紹介した糸魚川のダイオウイカ
なんと、「ひるおび!」が映像を撮りに糸魚川まで行ってくれました
私は知らなかったんですけれど、気象予報士の森さんが、先週木曜日に
「今週末は深海生物が日本海側に現れる!!」と予報?を出していて
番組が佐渡まで取材に行っていたんだそうです。
ただ、佐渡には現れず、「ダメか…」と思っていたら、
糸魚川に現れた!というので、しっかり打ち上げられた直後の動画までゲットしてきてくれました
私が写真をもらった中村実さんや第一発見者の方にもインタビューしてきてくれてました
なんで気象予報士の森さんが、深海生物出現予報を的中させたかというと、
強い冬型の気圧配置で日本海側の寒気が強くなると、海が荒れて中の海水が撹拌されて、
冷たくなった水が下に下がることによって、
水深200~1000mに生息するダイオウイカやリュウグウノツカイが寒くて上に上がってくるのでは?とのことなんです。
上がってくると、表面の海は荒れていて、泳ぎのあまり上手ではない深海魚は下に戻ることができずに、網に引っ掛かったり打ち上げられたりするというのです。
この週末はまさに寒気がやってきていたので、森さんは日本海側にまた何らかの深海生物が出現する!と見ていたわけですね
なるほど~。
確かにその通り現れたので、説得力があります
ただ、北海道大学の尼岡名誉教授は、
気象との関係については疑問を呈していて、
海の底の冷水層が今までより上に上がってきていて、これが暖流にぶつかることで海水温が変化し、深海の生物が体調を崩して上がってきている、という見方をしていました。
だとすると、なぜ深海の冷水層が上に上がってきているのでしょうね??
私はまだ地下に何か変化が起こっている説も捨てきれずにいます・・・。
さて、森さんは新たに、気圧配置から今週末の深海生物出現予報を出しました
そして、これがこの冬彼らに会える最後のチャンスだと
なので、日本海側の海沿いの皆さん、漁師の皆さん、是非注目です
そして、今週末に現れたら、森さんは「Nature」に論文を出します(笑)
おまけ:
今日の衣装は ETRO のワンピースでした
春夏コレクションの新作です~
ピンクとオレンジのペイズリー柄にアクセントのグリーンが絶妙ですね
シフォン素材もすごく柔らかくて、とても素敵でした