こんばんは
今日は日経BPの取材で高松にある大豊産業株式会社に行ってきました。
企業にとって一番の財産は、なんといっても「人」です。
これから企業にとってどんな人材が必要になるのでしょうか?
時代とともに、日本を取り巻く環境も大きく変わってきました。
少子高齢化によって国内市場はどうしても縮小していき、グローバルな視点は欠かせないものになっていきます。
また、働く現場も、労働力の不足から年齢、性別、国籍…色んな意味でのダイバーシティ化がますます進んでいかざるを得ません。
そんな中で求められるのは、結局は「人」としていかに信頼されるか、ということになってくるのでしょう。
壁を作らずにコミュニケーションが取れるか、ゼロからの発想力があるか、チャレンジする勇気があるか、打ちのめされてもめげずにがんばれる根性があるか…
そしてこういうことは、机の上で勉強することではなく、経験によってのみ培われるものなのだと思います。
かつて、(今も)体育会の人材が就職に有利だと言われたのも、こういう部分を買われ、期待されてのことなのでしょう。
実は今、青年海外協力隊を、国際協力の場としてだけでなく、人材育成の場としても活用できるチャンスと捉えて派遣する企業が増えてきたのです。
今日取材した大豊産業株式会社は、電気、通信関連の設備機器材料や太陽光発電の販売・設計・施工を手掛ける会社で成長する注目企業なのですが、社長の乾さんがたまたま協力隊員の体験談を聞く会に参加して、その話に感動し、
「これからわが社に必要なのはこういう人材だ!」と、すぐに協力隊経験者を採用したいとJICAに紹介を頼んだそうです。
実際、就職した協力隊経験者は、語学力があり、チャレンジングで、突破力があって、しかも基本とても優しいので人とのコミュニケーションも自然で、営業にもそれが生かされているのだとか。
そこで、今度はJICAの民間連携ボランティア制度を利用して、社員を協力隊員として海外に派遣することにしたのだそうです。
もちろん将来のグローバル化を担う人材になることも期待していて、実際、派遣される社員も貢献活動のプロジェクトと並行して、事業との関連での市場調査もかねて希望を出していたりもするそうです。
日本での社会経験と高い目的意識を持って派遣されるので、受け入れる途上国にとってもプラスになりそうですね。
こうした民間連携ボランティア制度を利用する企業は、さまざまな業界から出てきていて、
先日はフィリピンに協力隊員として社員を派遣している第一生命にもお話を聞きに行ってきたんです。
生保も、まさに少子高齢化によって国内市場から世界展開、特にアジア市場への進出がめざましく、世界の生保と戦うにあたってもグローバル人材の確保と育成が急務なのだとか。
全くの異文化の中で、新たな商品開発にもきめ細かさが必要だったりもするようで、青年海外協力隊での経験に大きく期待を寄せていました。
欧米の一流企業では、以前からボランティア活動やNGO、NPOでの活動を採用の際に非常に重視する傾向があったようですが、日本企業もそのような方向に動き出しているのかもしれませんね。
詳しくは日経ビジネスなどで掲載予定ですので、決まりましたらまたお知らせします
とても興味深いお話ですので、是非見てください。
おまけ:
瀬戸内海の海は穏やかで、海風もとてもすがすがしい
近くに有名なお店があるということで、みんなで行くことになりました。
その名も「うどんバカ一代」
大だとたらいみたいな容器で出てきます
讃岐うどんは東京にもあるけど、本場の味はやっぱり違う美味しい
どうしてかな~
値段もメンチカツとちくわの天ぷら付きで380円。素敵
高松駅に着いたら、まだ飛行機まで時間があったので、
お腹いっぱいだけど・・・・
せっかくだから瀬戸内海の海の幸も行っちゃう??と、
2階の立ち食い寿司「七幸」さんに吸い込まれていきました
さらに感動したのは、このバッテラ
見よこの分厚さ
そして酢も〆過ぎない程度で素材の味がちゃんと活かされています。
何もかも美味しいので、立ちっぱなしでもう大将のおススメのままにいただいちゃうことに。
そして、さばいた後の骨をあぶって、金陵の熱燗に入れて出してくれました
この他にも、驚くような巻物とか、おつまみなど、たくさん食べて飲んだのですが、
なんと、一人2000円弱びっくりです
ここは飛行機の時間がなかったらどこまでも食べて飲んでしまいそうでした
わ~ん、次にいつ高松に来ようかな~と、本気で画策してしまう私なのでした。