こんにちは
今日、大阪に向かう東海道新幹線内でコーヒーを買ったら、
いつもと違って、香ばしくてちょっと甘味もある美味しいコーヒーだったんです
で、ちらっとカップを見ると
期間限定。
ベレデ・ゲラ森林産モカ100%使用、と書いてあります。
ベレデ・ゲラ森林…初めて聞く場所だなぁ…と、裏を見ると、
エチオピア産、しかも日本のJICAが協力して、生産されている豆ではないですか
一体どんな豆なの
興味津々でスマホで調べてみました
エチオピアは、かつては国土の35%が森林だったのに、
2000年には4%にまで減ってしまったそうです
原因は、人口増加によって貧困が拡大し、
燃料や生活費のために、どんどん森の木を伐採するようになってしまったこと。
森を守り、木を切らなくても生活ができるようにするにはどうしたらいいのか
もともとエチオピアには、
森の中にコーヒーが自然に自生している「森林コーヒー」というものがあり、
農薬や肥料を使わずに伝統的手法で栽培されてきたそうです。
JICAは専門家を派遣して、
この手法で農業生産性を高めるために「農民野外学校」を設立し、
高付加価値の「森林コーヒー」として、
通常よりも高い値段で販売できるシステムを築いたんですね
森を守りながら、質の高いコーヒーで現地の人の暮らしも向上させることができる
この仕組みに日本企業も注目し、
「生活の木」や、「UCC上島珈琲」などが、この商品を売り出しているようです
そして、JR東海はこの「森林コーヒー」を今、新幹線で提供していて、
たまたま私が300円で購入した、というわけですね
何か特別なことをするわけでなく、
消費者がこんな風に、簡単にエチオピアの森と人に協力できる仕組み、
とっても素晴らしいと思いませんか
そして、確実に、今こういうストーリーのある商品やサービスを
消費者も求めている時代になっていると思いますので、
企業にとってもメリットが大きいのではないでしょうか?
皆さんも是非こういう商品、探してみて下さい
お知らせ:
明日朝8:00~ ウェイクアップ・ぷらす です。
見て下さいね
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