こんばんは
台風の雨風が強くなってきました
明日の朝に関東直撃みたいですが、
なんとか無事に仕事にいけますように・・・・・ひたすら祈っています
さて、アンパンマンで知られる漫画家・作家のやなせたかしさんが亡くなってしまいました。
９４歳、病気と闘いながら、最後まで夢を届けてくれたその姿勢に
ただただ感謝です。
私の記憶では、幼稚園の時、
親が毎月の幼児用の学習絵本のようなものを買ってくれていたんですけど、
その中で連載していたのが、やなせさんのアンパンマンだったんです。
子供心に、アンパンマンには猛烈に惹かれてしまって、
ものすごく楽しみだったことを覚えています。
その後アンパンマンは単独で絵本になり、アニメになり、
いまや日本の子供たちは必ずアンパンマンを通過して大きくなっていっていますよね。
テレビアニメになった頃は、私はもうすっかり大人で、
その後子供もいなかったので、もはや真剣に見ることはなかったのですが、
かなり歳を重ねてから、ふとテレビから流れてくるアンパンマンの歌を聞いて、
とても衝撃を受けました。
というのも、その歌詞があまりにも哲学的で、
ものすごく「生きる」ということの本質を突いているように思えたからでした。
それをきっかけに、やなせさんがなぜアンパンマンを描いたのか、
その深い想いを知るに至って、
私にとってやなせたかしさんは、とても尊敬する人の一人になりました。
正義とは、決して強いことではない。
困っている人を助けたいと思う純粋な気持ちこそ普遍的な正義。
そのために弱くてもかっこわるくても
愛と勇気だけでがんばり続ける人がヒーローなんだ
正面から訴える歌詞は、大人でも心が揺さぶられます。
今日は敬意をこめて、そのアンパンマンマーチの歌詞を。
アンパンマンマーチ 作詞 やなせたかし
そうだ 嬉しいんだ
生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも
何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ！
今を生きることで 熱い心燃える
だから君は行くんだ微笑んで
そうだ 嬉しいんだ生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも。
ああ、アンパンマン 優しい君は
行け！みんなの夢守るため
何が君の幸せ 何をして喜ぶ
わらないまま終わる そんなのは嫌だ
忘れないで夢を こぼさないで涙
だから君は飛ぶんだ何処までも
そうだ 恐れないでみんなの為に
愛と勇気だけが友達さ
ああ アンパンマン 優しい君は
行け！みんなの夢守る為
時は早く過ぎる 光る星は消える
だから君は行くんだ微笑んで
そうだ 嬉しいんだ生きる喜び
たとえどんな敵が相手でも
ああ アンパンマン 優しい君は
行け！みんなの夢守る為