こんばんは音譜

暑いですね~汗
皆さん大丈夫でしょうか?

私はこの暑い中、普段より忙しく外で活動してせいか、かなりバテぎみ…ドクロ

しかし、何故か食欲は落ちないガーン

ま、元気で何よりです(^.^)

さて、「食」といえば、
先日、東京農大で
「森・土・海は 食のゆりかご 命のゆりかご」と題したフォーラムに参加してきましたニコニコ



ゲストの3人の生産者の方は、それぞれに自然の循環に着目し、
周囲から変人扱いされながらも信念を持って安心安全な食を追及してきた方。

まさに命をかけて、信念をもって挑戦し続けてこられた方々なので、その言葉には力強さと説得力があり、本当に引き込まれてしまいましたアップ




まず、気仙沼で牡蠣の養殖に携わる畠山重篤さん(写真右端)は、栄養豊富な海を育てるために、海に流れこむ川の上流域の山に広葉樹を植林する活動力を展開。
「森は海の恋人運動」として、いまや全国、世界に広がり、国連の「フォレストヒーローズ」にも選ばれています。


木村秋則さん(写真中央)は、映画「奇跡のリンゴ」でもおなじみですね音譜
絶対に不可能と言われていた無農薬、無肥料のリンゴ栽培を世界で初めて成功させた方です。

現在はリンゴだけでなく、様々な作物で自然栽培を普及させるべく活動をしていて、その手法はいまや世界からも注目されています。


中洞正さんは、岩手県の酪農家。(写真左端)
日本ではほとんど見られない自然放牧による山地酪農を行っています。

現在牛の飼料はほぼ輸入のトウモロコシなのですが、中洞さんは、本来草食の牛の主食がこのような状況になっていることに警鐘をならし、農薬も肥料も使わない山林の草を食べさせ、自由に放牧しています。
こうすることで、牛にとってはもちろんですが、林業が衰退し、手付かずで脆弱になっている日本各地の山にとっても、自然に手入れされることになり、良い影響を及ぼすといいます。

一生動くことなく狭い牛舎で過ごす牛と比べると、中洞牧場の牛の顔は一目瞭然で幸せそう…ドキドキ

以前ブルガリアの農村で、同じように自然放牧で育てている牛からとれた牛乳やチーズを食べましたが、今までの概念を覆す美味しさに驚いたことを覚えていますニコニコ


都会で生活していると、生産現場のことはほとんどわかりませんよね。
でも、体をつくるもとになる食物がどのように作られているかについて、もっと敏感になるべきかもしれないと、あらためて感じます。

科学、化学は人類に役立つものではありますが、自然というのは驚くべき機能や循環の法則を備えていて、それを最大限尊重し、活かすことは、とても重要なことだと思います。


日本の農業は大規模化が求められていますが、ただただ自由貿易による価格競争で大規模化するだけでは、食の安全は脅かされることになりかねません。

是非こうした生産者の視点を取り入れた農法が普及することを望みますし、

また、それを可能にするのは消費者の食のリテラシーと消費行動によるものだということは、是非認識しておきたいですニコニコ


最後に、奇跡のリンゴヨーグルト、美味しかったなぁラブラブ






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