こんばんは
日銀の黒田新総裁の異次元の金融緩和以来、
ずっと右肩下がりの円安と右肩上がりの株高
が続いていましたが、
一転、円高・株安に動いています。
というのも、今まで静かに見守ってくれているのかと思っていたアメリカが、
とうとう円安をけん制するような動きを見せたからなんですね・・・。
半期に一度の財務省の為替政策報告書で、
「われわれは日本に対し、G7、G20の一員としてこのコミットメントを順守し、競争的な通貨引き下げ、競争上の目的に基づく為替相場の目標設定を控えるよう促す」
と、日本の政策が本当に内需拡大のためものなのかどうか注視するというのです。
先週は、このまま一気に100円を超えるか?というくらいの勢いでしたが、
今日は一時97円台まで円高になりました。
これは、円安への牽制に加えて
アメリカの3月の経済指標があまり良くなかったことや、中国のGDPが伸びなかったことなどから、
ドルを売る、円を買う、という動きになったようです。
当然、輸出関連株は売られて株安に・・・。
こうしてみると、為替や株は、他国とのバランスの中で動くものなので、
一国の経済政策で万全の効果を出すことは難しいものなのだということを
改めて実感させられます
これをきっかけに、このあとのG20の財務相.中央銀行総裁会議でヨーロッパや新興国から円安批判が高まることになると、
異次元の金融緩和策もまた見直さざるを得ない、ということだって考えられますよね・・・。
ただ、アメリカやヨーロッパもこれでもかっ!というくらいの金融緩和を進めているので、
さすがに自分のことを棚に上げて日本のことを批判することはできないのでは?
なので、そこまで心配するようなの事態にはならないという気もします。
でも、円安誘導で競争力を高めているという批判をかわすためにも、
規制緩和など具体的な経済成長戦略を打ち出し、実行する必要が
より高まったとも言えるかもしれません。
是非がんばってもらいたいです
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おまけ:
机の中を整理してたら、
以前友達から奈良のおみやげでもらったシャーペンが出てきました。
思わず頬がゆるんでしまいました~
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