こんにちは音譜


今日は横浜も朝から風がビュービュー台風

ちょっと怖い音がしています。


今日はのんびり過ごしま~すヒツジ



さて、今日の「伊藤聡子と新潟の経営者」

株式会社テクスファーム  代表取締役社長 近藤大輔 さんです。


テクスファームは、商品・デザイン・番組など様々な企画製作を行う会社ですが、


一番有名なのは「美少女図鑑 」というフリーペーパーを新潟で始め、

今や東京を除く全国46道府県に広げていったことです。


東京以外の方、この美少女図鑑、知っていますか?


私、最初に名前を聞いたときは、

これって、男性向けのマニアの雑誌はてなマークと思ったのですが(笑)、


いえいえ、


基本はブティックや美容室などの情報で、

しかも、クオリティーが高く、おしゃれなファッション雑誌そのもの目

そしてモデルは完全地元の普通の女の子ビックリマーク

なのに、ビックリするくらいカワイく美しく映っているんです音譜


ですから、新刊を街に置くと、

あっという間に男性ではなく女の子が持って行ってしまって、

すぐに無くなってしまうという、人気のフリーペーパーなんですねニコニコ



近藤さんは新潟生まれの新潟育ちの39歳。

新潟から出たいと思ったことは一度もないそうです。


そこには、なんでも東京が一番、本社は東京、

みたいな風潮へのアンチテーゼのようなものが、

根底にはあったといいます。


自分は新潟が好きラブラブいいところだと思っている音譜

だから、新潟だってかっこいいビックリマークということを証明したい・・・アップ


そんな想いから、学生時代の友人で集まって

シルクスクリーンのTシャツを作る会社からスタートし、

デザイン・企画などさまざまなことを手掛けるようになりました。


そして、そんな自分たちの会社のやっていることを

サンプルとして一目でわかってもらうための手段として始めたのが、

「新潟美少女図鑑」だったといいます。



モデルは完全に地元の普通の女の子、

そしてメイク、カメラマンも、地元の人。


地元ではなかなかやりたいことができないというジレンマを抱えていたクリエーターにとって、

こうした表現の場が与えられたことはとても大きいですし、


なんといっても、見慣れた地元の景色が

実はこんなにステキでおしゃれだったんだ~音譜

と、読む人に再発見してもらうことができますラブラブ


たちまち話題となり、女の子がこぞって手に入れようとするようになりました。

かわいい女の子とおしゃれな街の演出に興味を持った男性ファンも・・・。


その後、たまたま新潟に来て、この美少女図鑑を見た沖縄の方からのオファーで

「沖縄美少女図鑑」を創刊。


これを機に美少女図鑑を全国に展開していこうと、

近藤社長は六本木ヒルズにオフィスを構え、拡大路線をはかったのです。



しかし・・・・・

「大阪美少女図鑑」が思うようにいかず、損失を抱えて苦悩の日々が・・ガーン



そこで、近藤さんはもう一度、この雑誌の原点に立ち返ることにしました。

つまり、スタートは地元への愛なくして、この雑誌は成り立たないビックリマーク

ということ。


そこで、直営ではなく、ライセンス契約にして、

作るのはあくまで地元への愛をもつ人へと完全に移行し、

地元の皮膚感覚で、カッコよさを追求してもらうのです。


すると、たちまち全国から手が上がり、

46道府県で「美少女図鑑」が創刊されることになったんですニコニコ



近藤さんは

「もちろん利益追求は大切だけれど、

もっとも大事なのは、何をしたら社会の欲求を満たせるか、何が社会の問題解決につながるか。

やるべきことを追求することで将来利益はついてくるものだと思います」

と、しみじみおっしゃっていました。


近藤さんの追及する「Cool Local」が

それぞれの地域で個性を持ちながら輝き始めたら・・・


地域に誇りを持って、地域の未来を自分たちの力で作っていこうとする若い人も増えるはずビックリマーク



新潟にこんな理想に燃える若き経営者がいることを知り、

本当に嬉しく、頼もしく思いましたアップ


是非お聞きください音譜