こんばんは
夜になって寒くなってきましたね
なんと、今日1日であっという間に
あさって衆議院の解散、来月16日の投票ということになりました
動くときは一気に動くんですね
しかし、
野田総理、なかなかやるなぁ~、というのが私の率直な感想です。
ほとんど劣勢の民主党が、もし起死回生の一手を打つことができるなら
この方法しかなかったかもしれません。
つまり、党首討論という公開の場で、
定数削減で国会議員が身を切る覚悟を!と、自民党に迫りました。
それに応じてくれるなら16日に解散しますよ!と。
あの迫力はなかなかすごかったです。
党首選のときの演説を久々に思いだしました。
正直、それに対して安部さんは、ただ解散が先!という答えしかできませんでした。
(ま、のちに受け入れると表明しましたが、テレビ中継の場で表明することはできませんでした。)
これで、
「民主党は国民の側に立って、痛みを負う覚悟で削減をしようとしてきたのに、
それを嫌がっているのは自民なんですよ!」
という選挙に向けたアピールはできたわけです。
民主党の支持率は低下しているけれど、
自民党の支持率もそこまで盤石ではなく、
支持政党なし、という人が50%以上いるわけですから、
最後に、「自ら痛みを負い、国民の側に立っている民主党」と感じてもらって、無党派層を取り込む。
この戦略しかなかったのだと思います。
そして、今なら第3極も準備不足、
自民党も、「早く解散!」と言いながらも、ねじれを解消したいと思うなら、
本音は出来るだけ来年の参院選と近い時期の方がいいと思っていたフシがあります。
民主党にとってはこのまま先延ばしにしても特に支持率が上がるわけでもない・・・
だったら早く、勝負をかけて解散し、最悪衆院選で負けても参院選までは時間があるので、そちらでは巻き返せるかも・・・ということでしょうか。
ともあれ、定数削減法案の行方、また何を争点に持ってくるのか、
そして、何人民主党から離党者が出るのか・・・。
まだまだ不透明な部分が多いので、
この数日は目が離せませんね