おはようございます
涼しくてさわやかなお天気ですが、私はちょっと体調不良です
というのも、運転免許の更新に行ったところ、
古い建物のせいか、調整が利かないと思われる強烈な冷房
こんなに涼しいのに・・・
たまたま後ろで並んでいた女性と「寒いですね止めてくれないかなぁ・・・。」とぶつぶつ文句を言っておりましたが、全く止まらず・・・。
講習が終わるころにはすっかり冷え切って、顔も青ざめ頭も痛くなってきてしまいました
「これはまずい!」と、家に帰ってから暖かいお風呂に入って、すぐ寝たら
今日はだいぶ復活しましたが、キツイ冷房はホントに困ります
さて、昨日は消費税関連法案が衆院を通過し、財政健全化への一歩は踏み出しました。
でも、社会保障に関しては具体的な内容はこれから。
そして心配なのが、消費税を上げても、給付をカットせずに、なんだかんだと増やす政策が先行しているので、老後の安心はまだまだ担保されたとはいえないのが現状です
そんな中、いまや4人に1人は90歳まで生き抜く時代。
90歳まで生きるとして、どれくらい資金の準備が必要で、
どう自分年金を組み立てていくか・・・という特集記事が、
日経新聞ですでに組まれていました。
朝ご飯を食べながら思わず真剣に読んでしまいました。
もちろん、厚労省のこれまでのモデルどおりならば、
会社員と専業主婦の夫婦で、年金の平均受給額は月23万円。
これで暮らしていけないことはない・・。
でも、せっかくの老後、ちょっと旅行に行ったり、ゆとりも欲しいとなると、月36万円は必要。
そうなると、2000万円の退職金を合わせて、夫婦が平均寿命まで生きるとして、
2680万円不足
さらに、二人とも90歳まで生きるなら、4060万円も不足するというのです
これは、あくまでもこれまでの常識のモデルケースであって、
今は働き方も多様化していて、年金も減るかもしれない、受給開始も遅くなるかもしれないので、
実際にはもっと厳しい想定が必要かもしれません
では、65歳までに4000万円を用意するには、毎月どれくらい貯めなくてはならないのでしょう?
積立開始年齢と運用利回りによって、細かく出されていましたので、一部ご紹介すると、
30歳から始めるなら、運用0%で9万5238円、3%で5万3940円
35歳 11万1111円 6万8642円
40歳 13万3333円 8万9685円
45歳 16万6667円 12万1839円
50歳 22万2222円 17万6233円
55歳 33万3333円 28万6243円
これ以上運用利回りが大きくなれば、少なくて済むわけですが、
経済状況や安全を考えても、あまり大きい利回りは期待できないかな・・と思います。
この数字、どうでしょう?けっこうシビアですよね
でも、計算上ではこれが現実なんですね。
いかに個人でアンテナを張って、資産を管理して増やしていくかということが求められるのかもしれません。
はぁ~
いったいどれだけの人が、これを難なく実現できるでしょうか?
特に若い世代の人は、ひたすら老後のために我慢なんて希望が持てないし、
家庭も子供もますます作れなくなります
まだ余裕があると、昨日は反対票を投じた人もたくさんいましたが、
税と社会保障に関してはもっと早く手を打つべきだったと思いますし、
雇用を確保してもらうためにも経済政策は急務ですね