こんばんはニコニコ


7月の再生可能エネルギーの全量買い取り制度が始まるので、

色んな企業や自治体が新エネルギーに参入する動きがありそうですが、


今日、日経新聞を読んでいて面白いなぁ~と思ったのは、


ファインテックという信号・制御技術の会社が、

栃木県足利市で、コーヒー豆の搾りかすを使ってバイオマス発電事業に乗り出すそうですひらめき電球


「コーヒーの搾りかすコーヒー」って・・・・確かに、考えたらものすごい量の廃棄物でしょうね。


レストランなど外食産業でコーヒーのメニューのないところはないし、

オフィスコーヒーや自動販売機、そして缶コーヒーなどなど、


毎日きっと大量にでているのに、何も利用価値がなくて

捨てるしかなかったんですよね汗


これが発電に有効利用できるならアップ

コーヒー関連メーカーも、処理費用も節約したいでしょうし・・・。


利根川流域というのは飲料メーカーがたくさん集まっているそうで、

足利に発電所をつくったのだそうです。


このファインテックでは、小型振動モーターなどの精密機器の開発を手掛けていたそうなんですが、

その制御システムが、バイオマスの温度や化学反応の管理に生かせるということで、

2009年からバイオマス事業に参入したそうです。



では、新技術で臨むコーヒーかす発電、いったいどのくらいの発電量かというと・・・


敷地面積が6500㎡で、250~300kw。


先日見に行ってきたメガソーラ発電所は1万1千㎡で約6000kw弱くらいでしたから、

う~ん、敷地面積あたりの発電量で言えば10分の1くらい・・・でしょうか。


発電量は、正直・・・とても少ないですねあせる


ただ、ゴミから発電できる、というのは素晴らしいことで、

資源がない日本にとっては、どんなものからでもエネルギーにする技術は、

なるべくたくさんあった方がいいわけですグッド!


今後は、コーヒーかす以外の食品廃棄物から発電する設備の開発も進めるそうで、

小型化できれば、スーパーの敷地内に、スーパーから出るゴミで自家発電をして電気料金を抑えるビックリマーク

な~んてことも、できるかもしれません。

近い将来、マンションでもできたりしたら・・・いいですね。


先日も書いたとおり、

産業を支える電力には、残念ながら難しい再生可能エネルギーですが、


それぞれの状況に合わせて、最適な自家発電の可能性を探るという意味では

この発電方法はかなり期待できる発電方法の一つと感じました音譜