おはようございます。


上越市の地滑り、数十㎝ずつじわじわと進んできて怖いですね汗

原因は地層の間に雪解け水が溜まって、地盤が滑っているとのことですが・・・今年の雪はものすごいので、ちょっと溶けはじめたところでこんなことになると、これからあの雪が全部溶け始めるわけですから、他の山は本当に大丈夫なのかと心配になってしまいますあせる


もちろん、全ての地盤に当てはまるわけではないのですが、今回の地滑りが起きた地区もハザードマップによる警戒区域ではないところだったとの報道を聞くと、地盤のことって、本当のところよく把握されていないものなんだなぁ・・とあらためて感じます。


上越に近い私の生まれた糸魚川でもここと同じように地滑りが発生したことがあって、同じよう地下に粘土層があるんですね。粘土があると、そこから下に水はしみこまないので溜まってしまい、その上の地面が滑ってしまうんですねしょぼん


ゆっくり滑っているうちはまだ避難ができるのですが、何かがきっかけで突然大きな地滑りになるとも限りません。

本当に気をつけて早めの避難をして下さい!



さて、今回のニュースだけでなく、このところ地震への警戒からにわかに地盤のことが注目されて、自分の職場や家のある場所の地盤は大丈夫なのか、気になるようになりました。

サイトを見ていると・・・ハザードマップよりも、地質を縦に割った柱状図というのを見た方が詳しくわかるような気がします。


東京に関しては、東京の地盤 を見ると、それぞれの柱状図も見ることができます。


どんな地質なのか、そしてどのくらいの強さなのかがよくわかります。

素人なのでわからないことが多いのですが汗簡単に言うと、柱の右に書かれている数字が大きければ大きいほど強いようです。

(建築関係の方はいつもこういう数字を見ていらっしゃると思うので、良かったら教えてください。)


これを見ると、いわゆる高級住宅街とされる田園調布は、15mくらい下のところですぐに「50」という数字の一番固い地質がでてきますが、わかりやすいところで江東区の夢の島などでは、50m下でも「4」という数字だったりします。

そして、同じ地区にあっても全然違う地質だったりするのがよくわかります。地質の種類については柱状図凡例表示 を見てみてください。


ちゃんと探すと日本各地でもこういうものがわかるようになっているのでは?と思います。

こちら では絶対見られるはずなんですが、私のノートパソコンでは重くてまったく動かず、断念しました・・・しょぼん

一応トライしてみてください。



だからといって今すぐ何かができるわけじゃないとは思いますが、知った上で、家の中の対策、避難の準備、そして心構えをしておくのも一つの方策だと思います。