おはようございます晴れ

今朝もき~んと空気が張り詰めていて、外に出たとたんぺちっとほっぺたを叩かれたような感じでした。

寒いけど、きりりと引き締まる感じがして、この感じはそんなに嫌いじゃないですニコニコ


でも、日本海側の皆さんは大変ですね雪

新潟の実家に電話したら、昨日は朝まで道路が見えていたのに、半日で60センチくらい積もってしまっい、車もすっぽり埋まってしまったそうです。まさに「ドカ雪」です。

父は雪かきで腰が痛いと嘆いております。

日本海側の皆さん、気をつけてがんばってくださいねブーケ2



さて、日本が31年ぶりに貿易赤字に転落したというニュース。

去年後半あたりから、「貿易赤字」という文字を新聞で見るようになり、「え?輸出大国日本でそんなことありえるの?」と目を疑いたくなりましたが、やはり、2011年全体でもついに2.4兆円の赤字になってしまったのですね。

そして、この貿易赤字、今のところ3か月連続で続いているようです。


ただ、日本の場合は海外進出が続いていて、昨年7~9月期の日本企業の海外現地法人からの逆輸入は2.2兆円。この額はこれからもどんどん増える見通しで、例えば、日本の代表とも言えるデジタル家電は、2010年にはすでに輸入が輸出を上回っていたんですね。

こうした海外への投資によって、外債や海外株からの利子や配当などからなる所得収支は10兆円を超えていて、その黒字が大きいので、貿易赤字だからと言ってすぐに経常赤字になるわけではないみたいです。



でも、日本を取り巻く環境の厳しさを考えると、貿易赤字がじわじわと経常赤字になだれこむ可能性も否定できません。

円高・そして原発停止によるエネルギーコストの上昇で、がんばっても日本からの輸出は海外競争力に勝つのは難しいです。

そして、その打開策という意味でも海外投資にお金が回っている状況なのだと思いますが、

そうなると、またまた不安になってくるのが国債です。


経常黒字を続けていた日本の企業は、これまで余ったお金を銀行に入れて運用してきたので、国債も十分日本国内でまかなえたのだと思います。

でもこのような状況では、お金は海外に積極的に投資しなければ競争に勝てないのですから、国内で寝かしておく場合じゃなくなります。

すると日本政府がこのまま借金を増やせば、今後国債は海外投資家にやはり頼らざるをえません。

この海外投資家のシビアぶりは、ヨーロッパの様子を見ても、怖いですよね。

基本的に儲かる、儲からない、の判断ですから、そこに支えてあげようなどという愛はありません。

引き揚げるときはが~っと一気に引き上げますから、それによる国債価格の下落、金利の上昇のリスクは高くなります。

ただでさえお金がないのに高い金利さえ支払うのに窮する・・・というギリシャのような悪夢だけは避けたいですよねガーン

日本は財政健全化の徹底を、これまで以上に要求されていることは確かだと思います。


う~ん、やはり急がなくてはあせる


歳出を減らす!歳入を増やす!これに真剣に取り組んでいるかどうかを、逐一見られてると思った方がいいのではないでしょうか?

今朝はまた、消費税8パーセントになった時に低所得者層むけに一律1万円支給を検討しているみたいですが、理解を得るためとはいえ、この期に及んでばらまき政策のようなことはまずいのでは??と私は思ってしまったのですが・・・。