こんにちは
昨日は寒い中、御殿場方面に初打ちに行ってきましたが、
たくさん着すぎてクラブの振りがいまいちだった上に、
途中で雪が降り出して、グリーンでパットするとボールが雪だるま状態に大きくなってしまいました
おかげでスコアは散々初打ちだったのにぃ・・・
でも、富士山フェチの私としては、午前中はしっかりその姿が見られたので、それで良しとします
さて、やはり経済が気になっているので、その話題でを書かせていただきますね。
週明け、11年ぶりのユーロ安が進んでいますね。
より一層ユーロ安、円高が進めば、日本では直接的に景気への影響も心配されます
下落している株価もそんな不安を反映しているのでしょうか・・・。
そんな中、世界の投資家はユーロ圏の国債を売却し、避難先としてイギリスやドイツ、オーストラリア、そして日本の国債を買っているようです。
昨年末の新規日本国債も海外投資家が急増しています。
これをどう見るでしょうか?
「日本国債が買ってもらえているのなら、借金してても大丈夫じゃん」
と、日本にとってはラッキーと捉えていいのでしょうか?
投資家が各国の国債をどう見ているのか、という指標になるのが、
クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)です。
ん?なんじゃそれ?と、数字に弱い私は思わず拒否反応のブツブツが出てしまいそうですが、
ものすごくざっくり言うと、債権を発行する政府や企業の資金繰りが滞った場合に、損失額を補てんする金融商品です。
なんでもかんでも金融商品になっていて、どうなのよ・・・と思いますが、
こんな風に膨らんだのが金融市場なのですね。
ともあれ、このCDSは、発行する政府、企業の信用力が弱いと保証料率が上がる仕組みになっているのですが、昨年末から、実は日本国債の保証料率がトントンと上がってきているのです
ブルームバーグで見ることができます。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=CJGB1U5%3AIND
11日には過去最高の154という数値になってます。
このCDS値を100で割ったものが保証料率、つまり1.54%ということですね。
保証料率の危険ラインは5%といわれているようですので、
な~んだ、まだまだ安全じゃないのと思います。
確かに、今危機に直面しているスペインは4%、イタリアは5%、ギリシャは70%ですから。
でも、中国が1.4%ですから、このCDS市場では日本国債の評価は中国国債より下になったということですし、
今回2段階の格下げになったイタリア国債を見てみると、昨年4月には1.2%台だったのが、11月には6%に届きそうな勢いで上がっていきました。
怖いのはそこです。
海外の投資家が投機にあたってどう評価するか、ということなんだと思います
判断が正しい、正しくないの問題じゃないってことなんです金融市場に頼る以上、この人たちが、ハタと気がつき、まずい!と引き上げるかどうかに振り回されるのです。
リーマンショックのときと構造はなんら変わっていません。返せる能力のない人への融資を可能にしてきたサブプライムローンと、構造は同じではないでしょうか?
そういう意味では、日本国債に対する信用に、いつ、どんなタイミングで海外投資家のスポットがあたるかはわかりません。そして、避難しているだけの海外の投機組というのは、いつ、どんなタイミングで資金を引き揚げるかわからないのです。
これまで9割が国内で買われていた日本の国債市場に、その海外投機組がたくさん来ているのは、決して安心材料とは言えないような気がします。
少なくとも、もう間もなく日本国内の貯蓄高を国債発行高が上回るのですから、これ以上借金をしようとすれば、それはこうした海外からの資金に頼らざるをえなくなるということ。
そういう構造から早く抜け出すことが大事だと私は思うのですが・・・。
最近ブログで固い話が多くてすみません
でも、昨年から、とにかく今起きることをしっかり見ておかないといけないような気がしていて、
私なりに情報を集めているだけなのです。
というわけで、あくまでも素人の私の勉強であり情報分析なので、間違っていることもたくさんあると思います。
皆さんの情報、味方も色々教えていただければと思っていますので、どうぞよろしくお願いします