雨の週末ですが、

みなさんいかがお過ごしですか?


昨日の夜は大阪に泊まっていましたが

台風??かと思うようなひどい雨でした雨


なんだか10月も半ばなのに生暖かいし、

おかしな気候ですよね汗



さて、今週のニュースで一番気になったのは

年金支給年齢の引き上げです。


あくまでも案ではありますが、

世界的な流れを見ても68歳開始というのは

決して遅すぎる年齢ではなさそうです。


どこの国もうまくいってないんですね・・・ガーン


日本は世界一寿命が長い国でありながら著しい少子化ですから

まぁ、どうがんばっても68歳開始は最低ラインではないかと

私は踏んでいます。

つまり、もちろん私世代は68歳はあたりまえ。

もっと高くなることもあり得ることだと・・・。


しかし、これを受け入れるには

歳をとっても働く場所がある!ということが前提なのは

言うまでもありませんビックリマーク

収入がなければ生きていけませんものむかっ


理屈の上では、少子化だから働き手が足りなくなるし、

高齢者にもっと働いてもらわなければ生産活動が立ち行かなくなるから

高齢者雇用は大事ですよ!

ということでしょう。


でも、その通りになるとは私は思えません。


それができるなら、

今のように、貴重な若手の人材が

職につけなかったり、非正規雇用でしか働けないという今の現実が

あるはずないんですから。


もし、雇用年齢を引き上げるなら、

若者にとって今よりさらに雇用難を生むかもしれません。

年金制度って若者が高齢者を支える制度なのに、

これじゃ財政的にますます立ち行かなくなります。


だいたい若者と職を取り合うなんて・・・


そんな社会でいいのでしょうか?


アメリカの様子を見ていても

政策というのは、将来国を支える若者の立場に立って考えるべきです。

どうしても政治家の方々は、自分たちにとっての近い将来で

物事を考えがちではないでしょうか?



この年金問題は、

制度だけ場当たり的にいじってみても

何の解決にもならないということは明らかですビックリマーク

大事なのはしっかり雇用を生み出せる経済対策、戦略を立てることではないでしょうか?

それなしに、高齢者の雇用を義務付けるなんてことをしたら

ますます企業は日本から離れるでしょうし、

働ける場所そのものがなくなってしまいます汗


となると、これは単に厚生労働省だけの管轄ではない問題です。

円高はどうするのか、エネルギーの安定供給はどうするのか、

そういうことも、私たちの年金にかかわってくるということなのです。

省庁横断で、広い視野でこの問題にあたるべきですし、

私たちもよく考えなければなりませんねぶーぶー