世界経済に不安を抱える今日この頃ですが、
景気というのは雰囲気が創り出す部分も多々あると思うので、
マイナスに考えて暗くなっていると、さらに暗い事態を呼んでしまうかも・・・
なので、こんな時こそ、日本は自信を持って、
元気に、この事態と向き合う必要があるのかもしれません。
つまり、日本が大事にしてきたものを
もう一度見つめてみよう!ということです。
先日亡くなったスティーブ・ジョブズ、そしてドラッカー。
経済のカリスマである二人の共通点は
まさに「日本からの学び」でした。
スティーブは1970年代から禅センターに通い、
のちに新潟出身の禅僧である乙川弘文氏に師事し、
NEXT立ち上げの際には、乙川氏を精神的指導者として公式に認めていました。
「初心忘れるべからず」という仏教の教えは、
彼がたびたび口にしていた言葉。
彼の鮮やかな数々のイノベーションの原点になったものと思われます。
ドラッカーも、古き良き日本の姿、慣習、経営方法に
世界が目指すべきマネジメントの姿を見出していました。
終身雇用、総意による意思決定、スペシャリストよりゼネラリストを育てる人事、
などなど、
欧米方式にしようと、ここ数年で日本が切り捨てようとしてきたものの中には、
マネジメントとして学ぶべき点があると指摘しています。
また、日本は導入した物を急速に消化し、改善し、
自分のものにする才能にた長けていると賞賛しています。
もともと中国から来た山水画において、雪舟を超える存在は中国にはほとんどいないし、
企業組織と経営技術において、日本の大商社に肩を並べうる企業も、
欧米にはほとんどない、と言っています。
確かにそうですね
グローバル化がもたらした問題に直面している今、
あらためて、日本は、日本人の特性や文化の上に独自に確立してきたものに
もっと誇りをもって学ぶべき点がたくさんありそうですね
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