こんばんはやや欠け月


東京は驚くほどの快晴晴れでしたが、

日本の各地で台風の影響がかなり出始めていますね台風

進路にあたる地域の方、どうか油断せず、気をつけてお過ごしくださいねビックリマーク


さて、昨日、「防災の立て直しを!」

と、書いたのですが、


いろんなお話を聞いてみて、

素人の私ながらに防災のキーワードになる!?と思ったのが


「先人は知っていた!」

「自然に学ぶ!対立ではなく調和」


ということなんですね。

今日は、「先人は知っていた!」という視点で・・・ニコニコ



東日本大震災の時も

三陸で、「ここより先に家を建てるべからず」

という石碑を建てて、先人が津波の警告していたように、

昔からの言い伝えは決して軽く見てはいけないことビックリマーク


そして、昔から建っている城・お寺・神社などは

そういう災害を避けるようにな場所に建てられていたり、

あるいは建築自体に崩れない工夫が施されている

という目線で検証してみるのがいいかもしれません。


先日仙台の方に、

シンボルの青葉城はいったいどうだったのかとお聞きしたら、

石垣の一部がほんの少し崩れただけで

ほとんど被害がなかったというのですビックリマーク

明日また書きますが、

石というのは積み上げることで踏ん張る力が働くようで・・・

先人の知恵には驚かされます。



さらにその城主だった伊達政宗のお墓は

松島にあるのですが、

他の場所が津波の被害が出ているにもかかわらず、

このお墓がある瑞厳寺は大丈夫だったのですブーケ2

松島自体が地殻変動でできたところにもかかわらず、

お墓をこの地にしたのは、

やはり過去の津波の経験からなのか・・・

と思ってしまいます。


そういえば・・・

鎌倉にある源頼朝の墓も、かなり階段を上った高台にひっそりあって、

ゼエゼエ言いながら、「なんでこんなところに・・・はてなマーク

と思ったものですが、

(そういえば、ここに行ったのは震災の前日の散歩だったなぁ・・・汗

かつて鎌倉大仏は大仏殿に覆われており、、

津波で流されたといいますよね。

きっとその経験がきっちり伝えられていたのでしょう。



もうひとつ、

仙台の荒浜地区に行ったときに

とても不思議だったのが、

家という家は全て流され、何もないゼロの状況の中、

神社の鳥居だけがしっかり残っていたことビックリマーク

特に高台にあるわけでもなく、

どちらかと言えば海に近い場所にあるにもかかわらず・・・です。


そもそも「荒浜」という地名は

まさに過去の教訓から付けられたものとしか思えないのですが、

その経験から、津波が来た時の

波の方向、力のかかり具合など、

わかった上で、その場所に神社を建てたのではないかと思うんです。


その光景を見たときに、

すぐに我が家の近くの神社はどこか?と考えたら、

ありましたビックリマーク

歩いて5分くらいのところに!!

小さいのですが、950年くらい経っているんですよね。

やはり、高台にあります。

きっとこの地に建てた意味があるはず。

なので、いざという時はそこに走ろうと思っていますグー


法隆寺の五重塔も

計算しつくされた免震構造だといいますし、

先人たちは確実に自然とともに生きていく智慧を

持っていたはずです。

時代とともに、その貴重な智慧を軽視してしまったことを

率直に反省し、見直してみることから

新たな防災は始まるのかもしれません桜
















石垣 伊達正宗


鳥居


自然林 根  





そしてその方法は、防災だけでなく一石二鳥三鳥の恵みがあったりする

ということなのです。

六角形