甲子園の終わりとともに

夏が終わったのかな・・と思うような涼しさですくもり雨


でもまた暑くなるみたいですねガーン

気温の変化に体調を崩さないようにがんばりましょう音譜



さて、今日は今週の週刊鉄学 から、

中国との関係について少し書きたいと思います。


中国という国に対しては

どうしても私たちはある方向へ偏って見てしまいがちです。


尖閣諸島の事件や鉄道事故などの対応を見ると

確かに「ありえない!!」と感情的になってしまいます。


以前私は某番組で、中国に対して

「でも、あまり感情的になって関係が悪化するのはどうなんでしょう・・」と発言して

他の出演者からも、視聴者の方からも

多くの批判を受けたことがありますが、

日本において、中国に対してはもはや友好関係を築けない!
と感じている人が、
こんなにも多いんだ・・・と、

びっくりするのと同時に悲しい気持ちにもなってしまいましたしょぼん


というのも、私には中国人の親友がいて、

彼女との関係を通して、

中国の人は個人レベルでは、とてもわかりあえる人たちだと

感じているからなんです。

優しさ、気遣い、そして恩は決して忘れない・・・

同じ東洋の文化圏に生きるシンパシーを

感じるのです。


だからこそ、

きっと仲良くできる国だと信じたいのに、

どうして「政府」となるとあーなってしまうのか・・・

どう理解したらいいのか、途方に暮れてしまいますしょぼん


そんな閉塞感漂う日中関係に未来を見出せる存在ビックリマーク

と感じたのが

今週の週刊鉄学のゲスト、加藤嘉一さん(27)でしたアップ


高校卒業後、北京大学に留学し、大学院まで修了し

英フィナンシャルタイムズ中国語版コラムニスト、

北京大学研究員、慶応義塾大学SFC研究所上席所員、

香港フェニックステレビコメンテーターなどをつとめ、

今、中国で最も有名な日本人とされている若者なんです。

ブログのアクセスは2008年以降現在5500万アクセスを突破。

つまり中国の人たちは彼の言動、行動に

今後の日中関係を見ているといってもいいかもしれません。


中国をめぐる様々な疑問をぶつけてみましたが、

正直、どの人の中国解説より

説得力があって、わかりやすかったですひらめき電球


そもそも中国の人ってどんな人たちなのか

今、彼らはどう感じているのか、

それがどんな動きをもたらす可能性があるのか

政府はそれにどう対応しようとしているのか・・・


若い世代だからこそ、先入観なしに中国社会に入って

肌で感じながら、未来を見るという姿勢は、

新しい日中関係において

とても大きな力になるような気がしました。


詳しくは実際に是非番組を見ていただきたいのですが、


加藤さんもおっしゃってましたが、

尖閣の問題のように中国があんなに強気に出るのは

中国の内部が脆弱であることのあらわれ。

モノ言う国民が増えてきたことも含め、

政治基盤が揺るぎかねない弱さをもっているときは

必ず対外的に拡張的になる。

考えてみればこれは中国だけでなく、

かつての日本もそうでしたし、

アメリカだってそうでしたし、

歴史的に見ても大抵そうなんですよね。


そうした状況も加味しながら

一歩大人になって、

向こうのプライドも傷つけないよう考慮しながら

しかし、主張することは主張して

なんとか前向きな関係を築いていけないものでしょうか?


加藤さんのような若い世代がいることは

日中関係にとって頼もしい限りですニコニコ

加藤さん自身「われ日本海の架け橋とならん」

という本を書いていらっしゃいます。


先日のバングラディシュでがんばる税所さんといい、

日本には未来を拓く人材が次々と出ていて

素晴らしいですね音譜