放送中の渋谷上空。雨雲に覆われていました傘

下差し北西の方は雨が降っていない様子
このころの雨雨雲レーダー、東京23区から埼玉に雨雲が連なっていました。
 
全国的に観ると、九州から東北地方に雨雲の帯。
所々で発達した雨雲が含まれていて、特に薩摩半島から熊本県の東シナ海沿岸で非常に激しい雨が続いていました。
このほか、近畿北部や岐阜県から北陸、東北北部でも非常に激しい雨が降っています。
 
水蒸気画像を見ると、九州北部に湿暖気の塊があって本州に広がっていました。
 
 
きょうは広島市で大きな土砂災害が発生した広島豪雨から5年
 
4月に現地に行ってきました(こちら
 
きょうは5年前と同じような気圧配置です
 
 
上差し前線上を低気圧が東進、前線近くだけでなく、前線の南側は雷雨に注意が呼びかけられていました。
 
きょうは5年前よりも雷雷雨になる要素がたくさんあります。
①沖縄先島諸島の熱帯低気圧
②日本の南の夏の高気圧
③本州付近に停滞する前線
④梅雨時に現れるオホーツク海高気圧
⑤寒気に伴う低気圧
⑥大陸には上空の寒気
…と、それぞれ1つでも大気の状態を不安定にさせますが、
6つもあるので、いつどこで激しい雨が降ってもおかしくない状況です。
 
傘傘が役に立たないような雨の時には、無理に動こうとせず、少し収まるのを待つようになさって下さい。
④のオホーツク海高気圧の影響北日本の太平洋側はあまり気温が上がらない予想です。
関東以西は晴れ晴れ間が出ると、ぐっと蒸し暑くなります。