あの晩 起こったこと(切迫早産入院〜お産まで) | いとうまゆオフィシャルブログ「食べて踊って旅をして」Powered by Ameba

あの晩 起こったこと(切迫早産入院〜お産まで)




おはようございます



沢山の祝福と励ましの言葉 本当に 
ありがとうございます


コメント読ませていただいていて、
涙が止まりませんでした。


こんなに沢山の愛情と祝福をもらって
わが家のおマメちゃんは 幸せ者ですm(_ _)m




みなさんからのパワーと、持ち前の生命力で
ありがたいことに
おマメちゃんのNICUでのニックネームが

「大暴れ」「脱走」(包まれてる囲いから)になりつつあります。(笑)



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「おほほほほほほほ(=´∀`)人(´∀`=)
お腹の中から今までも元気いっぱいよ~
ドンドコドンドコ」


ボコちゃんは、
切迫早産で緊急入院になった明け方も
三分間隔の陣痛の隙間にテンションパッション100%でボコボコしてました。



あの晩の、サンバ カーニバルのような 胎動が忘れられません。(笑)





まだ、呼吸とか安定はしていませんが、
元気でいてくれて ありがたい限りです。








それで、


  忘れたくない貴重な経験
ここに書かせてくださいm(_ _)m




今 思うと、
入院数日前からお腹の張りが急に頻繁になってきていて、
少しだけ痛い感じがありました。
(基本的には妊娠初期から生理的な張りは多かったです。)


産院には、毎日のように通い くまなくチェックしてもらい、 アドバイスやお薬をもらってました。


お医者さんにも
「子宮口は問題ないけど張りが頻回すぎる」と言われたり
場合によっては入院かもと、入院の準備をして
行ったときもありました。



が、



肝心のあの1日の、
数時間前 産院のNSTモニターでチェックしてもらってるときだけは、
なぜか張りも少なく、動きも落ち着いていて
「子宮頸管長も平均値はしっかりあるし
帰っていいよ」と言われて帰ったんですよね。
(こちらの産院は、日赤から先生が研修として来たりするくらい間違いのない人気の産院です。)


今思うと帰りの会計時間くらいに
お産のスイッチが入った気がします。


10分間隔くらいで張りと痛みが来るし
家に帰って寝ていても目が覚めてしまって
深夜2時くらいにはすでに5分~3分間隔で痛みがきてました。((((;゚Д゚)))))))


ただ、話で聞くほど痛くないし、
生理痛がない私にとっては お産の準備のための
前駆陣痛だろうという思い込みがありました


「痛みに慣れてないから、きっと身体が準備させてくれてるんだ。
本陣痛だったら しゃべることもできない、そんなふうにしてられないって言われたし。。」



でも、
波が来るたびに 今度は腰にも骨盤が動いてくような痛みが広がってきて

さらにシャワーあびたときのお腹を見て
「赤ちゃんの位置が低い!!」と気がつきました。



今、帰ってきたばかりだけど
心配症と思われてもいいから
電話しよう!と思い
念のため入院の準備もし
タクシーで病院についたのが4時くらい。



結果

「三分間隔の完全な陣痛だし、
子宮口も2センチ開いてるよ」


ボコちゃん「ボコボコ グイーン!!!」


私と旦那さん「((((;゚Д゚)))))))!!!!!」



そのまま、一気に強い薬の点滴を始め
NICUのある病院に搬送となり
切迫早産の治療に入りました。




そこから、数日間 夜中に強い薬を乗り越えて陣痛が起こり

さらに薬を強くして 波を抑え というのを繰り返した結果

 おマメちゃんは 勢いよく この世界に生まれてきてくれました。



ちなみに最終日のお産するか決める内診のとき
すでに 子宮口 8センチでした。
(しかも直前のモニターでは また、なせが張りが数値として出ないっていう((((;゚Д゚)))))))



陣痛の感じ方、
痛みの感じ方、
骨盤や子宮口の動きのペース

本当に全て人それぞれですね。



結論

妊婦さんに 思い込みと受け身は
厳禁。((((;゚Д゚)))))))


私より、もう少し常識的に生きてる 周りへの気遣いを優先する方なら

「お医者さんが、今さっき身体を診て 大丈夫って
言ってくれたし 朝まで待ってみて 痛みが強かったら
電話しよう」

っていうパターンもあったのではないかと思います。


子供を守るためには 最終的に頼りにするのは
お母さんの勘なんですね。


あの日の朝
家で生まれなくて本当に本当によかった。



お世話になっていた産院の皆さんにも
切迫早産でお世話になった皆さんにも
娘を一緒に育て守ってくれているNICUの皆さんにも
感謝の気持ちでいっぱいです。



健康一筋でここまだ来た私には
病気の方の気持ちがわからない傲慢なところも
あったと思います。


強い薬の副作用を経験しながら、
お腹のボコちゃんに「出たいの? 大丈夫なの?
薬でおさまるってことは お母さんも1日でも長く頑張りたいけど ボコちゃんはどうなの?あなたのペースに任せるよ」と
語りかけ声を聞き続けた日々は
かけがえのない貴重な経験になりました。



私のちっぽけな自我とは別に 
赤ちゃんの生命力や
経験をさせてもらえること
学ばせてもらえること
生かされてること
この世は愛に包まれてること
感じられました。



ありがとうございます。





というわけで、今日も搾乳 楽しくがんばります



お付き合いいただいて ありがとうございます。



せば またね