おじいちゃん
私事ですが・・・・
昨日の秋田帰郷は
亡くなったおじいちゃんに会いに行ってました。
享年88才。老衰で亡くなって、大往生でした。
ただ、
「おじいちゃん、病院で胃ろうの手術が終わって退院したよ~」と
母から聞いたばかりで その次の日の朝のことだったので、
信じられない気持ちのまま、新幹線で 秋田に向かいました。
私が東京に住んでいた小さい頃、
父は仕事でロシアにいることが多く、母も働いてた時期もあって、
なんとなく寂しさを感じていたこともあり、
おじいちゃんが秋田から来てくれるのが、凄く嬉しかったのを 覚えています
おじいちゃんは、いつも甘いお菓子の匂いがして、
いつもニコニコ何時間でも遊んでくれました
おじいちゃんが、来る前は 「あと◯回寝たら 来てくれる」と思って過ごし、
帰っちゃった後は 「次はいつ来てくれるんだろう~」としばらくの間
思っていました。
秋田の実家に着いたときは、
もう出棺で 霊柩車のすぐ後ろを着いて火葬場まで行きました。
お天気がすごく良くて、
満開の桜並木の下、霊柩車は金色に日の光を浴びて光っていて、
「こんなに キレイな1日に、おじいちゃんを送り出せて良かった。」と思いました。
火葬の前、棺の中のおじいちゃんを見ても、もう ここにはいないんだなと感じました。
お骨になるのが あっという間で人の生って、終わったときは、
なんてあっけなくてはかないんだろうと思いました。
おじいちゃんは、また違う形で旅が続いていると信じていますが・・・・
生きて、人と与え合い、分かち合い、笑い合える、励まし合える事は、
一瞬一瞬、本当に尊いですね
おじいちゃんが退院のとき 母の顔を見て、
なんだかおかしそうに笑っていたそうで、
きっと、良いゴールだったと思います
どのようにして死を迎えるかのために
人は懸命に生きてるところも、きっとありますよね。
おじいちゃんに教えて貰った分 一日一日を精一杯 過ごしたいです
おじいちゃん、88年間の旅、お疲れ様でした。
沢山沢山ありがとう
おばあちゃん、長生きしてね