昨年10月1日にキックオフ した 就職活動支援
今回は
第八章 「最終学年になっても決まらない時の就職活動」
の補足

就職活動中(最終学年)の現役学生諸君から
「ハローワークの利用の仕方」について問合せがありましたので
入門篇・実践編・活用篇としてお伝えして行きます

前回までの 「入門篇」 「実践編」 に続き
今回は 「応用編」 です

「実践編」でご案内しました求職者登録をするハローワークを決めると
担当者制を希望すればジョブサポーター(以下JS)が決まります
※応募企業履歴や応募書類添削等出来れば同じ担当者に対応してもらうのが理想です
人生で一度きりのチャンスと言える新卒就職活動において
JSは心強い味方と言えますしそんなJSの見極め法ですが・・・
内定までのステップを考えながら見て行きましょう

①応募する求人票が決まったら「実践編③」のようなサポートを受けられるのですが
さらに重要なのが以下ポイントです
・その求人の採用背景
(採用計画に沿った新卒採用か見直しによる追加採用か、内定辞退者による補充採用か)
・その企業の属する業界動向
(好不調、マーケット規模、将来性、特徴、新卒採用情況、業界特性等)
・その企業の業界におけるポジションや特異性
(シェアー、上位・中堅・零細、セールスポイント、ユニーク性、ヒット商品の有無等)
・採用担当者の情報
(担当部署、役職、年齢、性別、人柄、わかれば主な経歴、さらにはブログ等)
これらの情報はエントリーシ-ト等応募書類を作成する時の主なファクターとなります
当然その求人票に対する志望動機や自己PRを作成する上でJSがどこまで
情報を提供出来るのかが鍵になります
※つまりJSの業界知識と経験や企業の採用担当者と面識があるかが問われます
②書類選考は通りますので次のポイントは選考プロセスです
※もし①に沿って作成した応募書類が通らなければ企業向け応募書類がアンマッチ
応募書類の添削を他のJSに依頼する必要もあります
・適性検査~筆記試験~面接というプロセス
(Web検査やWebテストも最近多くなっています)
・一発面接
(いきなり経営者や社長との面接で日程も急な場合もあるので、応募時点での対策が必須)
・応募者説明会と表する選考会
(応募者全員を集め仕事内容等説明し、即筆記試験等を実施)
これらの情報は求人票に原則記載されているのですがJSがどこまで情報を把握しているかが鍵になります
※選考プロセスの確認をJSとして再度企業へ問合せしてもらえれば安心ですね
③面接対策については 採用試験への準備と対策/面接編 を参考にして頂ければと思いますが
問題はその対策を実施してもらえるかという事
・あくまでも一般的なロールプレイングではなく応募した求人票に沿った内容でなければ
意味がありません
・ここでもJSの経験値(JSとしての経験ではなく業界知識や採用担当者側経験等)が
ポイントとなります
※しっかりした対策を他のJSメンバーとも協力実施できるハローワークが良いですね
④内定時の相談については 内々定さてどうする を参考にして頂ければと思いますが
一番重要なポイントはやはり内定の承諾のタイミングです
・ハローワークは企業側との交渉はできませんので自分でしっかり判断する事
・詳細条件を確認し問題は無いか、返答期限はいつまでか等JSが冷静に判断しアドバイス出来るかが重要です
※内定連絡は誰でも嬉しい事ですがここで冷静な判断のアドバイスこそ必要です
以上4つのポイントでJSの係わりについてチェックして来ましたが
なかなか自分の味方となるJSにめぐり合う事は難しいかも知れません
しかし自分自身で以上のポイントを理解していれば質問する事などで情報を得られると考えます
(このポイントは転職支援サイトや民間転職エージェントの場合も当てはまりますよ)
最後にもう一つ

大卒等就職情報WEB提供サービス
のクラブ会員登録をご案内します

・自分を売り込む
(企業の採用担当者へ学歴・就職希望条件・自己PR等に公開し、企業からのリクエストが受けられる)

ひとつのハローワークに固執しないで
いろいろな施設(もちろん在校就職課も)やサービスを
大いに利用する事が
最も重要だと確信しています

ではまた次回まで
