職場でブドウのおすそ分けを頂いたので、
皮を冷凍しておいてブドウの皮染めに挑戦しました。
染めムラが多く出来としては失敗気味だったのですが、
色はかなり綺麗な色が出ました。
今後の参考にするために記録を残しておきます。
使ったのは頂き物のブドウの皮。
庭で育てたブドウということでしたが、品種は分かりません。
9月末に頂いたのですが、中身を食べて皮を冷凍保存しておいてました。
染めについては図書館で本を借りたり複数のサイトで調べたりしたのですが
おもにこの方のブログを参考にしました。
こちらの記事のクエン酸を使うやり方を参考に
豆乳で前処理
↓
ブドウの皮を煮出してクエン酸を加えて染液を作り染色
↓
ミョウバンで媒染
の手順で染めています。
染めたのは綿ローンで作ったエプロンスカート。
縫製済みの物を染めてみました。
(後で思えば失敗要因の一つかもしれません…)
あとはウールのドールサイズ手編み帽子。
(染める前の写真を撮り忘れたのですが、元の色は全部白です)
ウールは前処理しなくても染まるとのことでしたので、
綿生地のエプロンスカートのみ豆乳で前処理。
洗った生地を豆乳に浸して平置きで乾かしておいてます。
ブドウの皮は不織布の袋(三角コーナー用)にまとめて入れ、
ステンレス鍋で煮て染液に。
赤ワインみたいな色の液が出来ました。
クエン酸を加えて染めたいものを投入。
この時点ではいかにもワインっぽい赤ピンク色です。
しばらく染液につけた後、ミョウバンの媒染液につけると
今度はブルーベリーみたいな青紫に。
これが乾いた後、最初の写真のような落ち着いた色になりました。
ただ、最初に書いたように、
エプロンスカートにはかなり染めムラが出来てしまいました。
布が重なったりギャザーが寄っていたりしているのが
良くなかったかもしれません。
他にも手の皮脂などが原因になるとX(旧Twitter)でアドバイスをいただき
もしかしたら染め前の洗いも不足していたのかもしれないです。
そんな中、一緒に染めたニット帽は綺麗なピンクになりました。
こちらはAVRILのピュアラム(毛 100%)で編んだかぎ針編みの帽子です。
ブドウらしい、紫がかった綺麗なピンクです。
今回のブドウ染めは失敗箇所もありましたが、
とてもきれいな色が出せて面白かったです。
そのうち別素材でも挑戦してみようと思います。