【平成30年 第3回定例会(9月) 予算決算常任委員会④】伊東の委員会質疑。 | 富田林市議会議員 伊東寛光オフィシャルブログ「議員って普段、何してる?」Powered by Ameba

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「議員って普段、何してるん?」
「議会が無い日はヒマなんやろ?」

議員になる前、私も同じような疑問を持っていました。
そして、その答えは議員になって初めて知りました!

あなたの疑問に全力でお答えします。

※富田林市議会議員「いとう寛光」の公式ブログ。

前進した部分は、ちゃんと評価しています!
(適正な債権管理に向けて。)



■伊東の発言(要旨)■

 22ページ、款14 項1 目5 節2 市営住宅使用料について、直近3年分の徴収率と収入未済額の推移を教えてください。



■執行部の答弁(要旨)■

 平成27年度:徴収率75.54%、収入未済額3,194万5,340円
 平成28年度:徴収率78.39%、収入未済額2,851万1,481円
 平成29年度:徴収率80.11%、収入未済額2,384万9,940円



■伊東の発言(要旨)■

 順調に徴収率が上がっていて、収入未済額も減っている。適正な債権管理に努められた結果であると評価する。

 具体的にどのような取り組みをされているのか。



■執行部の答弁(要旨)■

 市営住宅使用料は、公債権ではなく私債権であるため、債務者の資産に対する調査権限もないことから、平成26年以降で支払督促申立を中心として、債権管理課常勤弁護士の指示を仰ぎながら、債務者に対する法的手続の申し立てを進めている。



■伊東の発言(要旨)■

 このような取り組みのノウハウが共有、蓄積されて今後も継続されることを望む。

 言うは易し行うは難しなのかもしれないが、他の債権所管課もぜひ積極的に取り組んでいただきたい。



■伊東の発言(要旨)■

 52ページ、款21 項2 目1 節1 貸付金元利収入、収入未済額4,662万2,545円について、生活つなぎ資金貸付金の収入未済額を教えてください。



■執行部の答弁(要旨)■

 2,758万2,820円



■伊東の発言(要旨)■

 平成28年度の未収額は3,055万1,850円だった。順調に減っているということになる。

 次に、生活つなぎ資金貸付金の債権管理の状況について、平成29年度の実績を教えてください。



■執行部の答弁(要旨)■

 給与の差し押さえが1件、預金の差し押さえが1件で、合計2件の差し押さえを行った。

 他にも借受人2名、連帯保証人1名の支払督促の申立および債務名義の取得を行った。



■伊東の発言(要旨)■

 連帯保証人についても、1名ではあるが債務名義の取得を行ったということは前向きに評価したい。

 ちなみに、生活つなぎ資金貸付金の連帯保証人への法的手続はどのような手順で対応しているのか、念のため教えてください。



■執行部の答弁(要旨)■

 連帯保証人への法的手続は、借り受け人と同様の対応を行っている。

 返済予定期限を過ぎて貸付残高があり、かつ直近に全く返済がない債権について催告、架電対応、弁護士名での催告、また支払い督促、仮執行宣言の申し立て、財産調査、強制執行による手順で順次実施している。



■伊東の発言(要旨)■

 今後、特に連帯保証人への対応はどのようになさる予定なのか。先ほどの手順で進めていくということでいいのか、確認したい。



■執行部の答弁(要旨)■

 今後も連帯保証人への連絡や訪問を行い、また支払い督促、財産調査を行った上で強制執行も適宜、取り組んで参りまいりたい。



■伊東の発言(要旨)■

 ちなみに、長期にわたって保有している債権は、今後どうしていくのか。



■執行部の答弁(要旨)■

 長期にわたる債権につきましては、29年度におきましても5件の滞納整理を実施した。今後も長期滞納者の財産調査を行った上で、回収の可否を判断し、滞納整理を行って参りたい。



■伊東の発言(要旨)■

 引き続き本人はもちろん、連帯保証人への法的手続、また古い債権の整理等しかるべく対応されたい。



■伊東の発言(要旨)■

 以上、一般会計における本市が保有する債権について、目についた点を一通り質疑しました。

 最後に、債権管理課長にお尋ねいたします。

 本市の債権管理の適正化に向けてのこれまでの取り組みや今後の予定、方針などを示されたい。



■執行部の答弁(要旨)■

 債権管理課としては、これまでも債権管理研修や個別事案のヒアリング等で債権の適正な管理、回収ができるように努めてきた。

 今後も管理職向けの研修や担当者向けの債権管理研修を通じ、債権管理に対する意識の向上を図りながら、各債権所管課と連携しつつ適正な債権の管理、回収ができるように努める。



■伊東の発言(要旨)■

 やはり一つ一つの積み重ねがやがて大きな成果になると思う。経年比較すれば一目瞭然で、全体的に見ると前を向いているなと思う。

 債権管理PTから債権管理課になって、今後どのような組織になっていくのかは別として、これまで果たしてきた債権管理課の役割というのは非常に大きいと考えている。

 一方で、債権管理課自体の規模は小さいので、直接手がけられる案件は限られる。先ほど課長から答弁があった通り、研修等を通じてとか、相談とか、要は各債権所管課の協力が必要不可欠である。

 債権管理課のアドバイス等を受けながら、自立して積極的に適正な債権管理を行えるような体制づくりをされたい。

 平成30年度も約半年経過している。29年度以上の実績を出せるように取り組みを期待している。

 

 

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富田林市議会議員
いとう寛光(大阪維新の会)