所管事務調査
富田林市立幼稚園・保育所のあり方基本方針 (素案)について。
■伊東の発言(要旨)■
平成21年と平成30年の在園児数を比較すると、
私立は1,198人→1,121人(77人減)に対し、市立は621人→268人(353人減)と大幅な減り方をしている。
原因として「市が市民のニーズに応えてこなかった」ということが指摘されているが、逆に私立が生き残りをかけて一生懸命ニーズに応えようとしてきたとも受け取れる。
先ほどの教育長の答弁で、「私立との共存」というキーワードが出てきたが、存続する園で公立が3歳児保育や預かり保育をするというのは、民業圧迫にならないのか。
■執行部の答弁(要旨)■
私立幼稚園は、3歳児保育以外にもバスでの送迎などもしている。親御さんの選択の幅は私立幼稚園と公立幼稚園で異なるものがあると考えている。
(※趣旨としては、「民業圧迫になるとは考えていない」との答弁。)
■伊東の発言(要旨)■
自動車での通園ができない家庭への対策はどう考えているのか。
■執行部の答弁(要旨)■
地域のバランスを考慮して再配置を考えているので、可能な限り近隣の園を選んで頂く。また、支援を要するお子さんについては、今後検討していく。
■伊東の発言(要旨)■
廃止となる園の地域の皆さまにとっては、悲しいことですし、戸惑っている方もいらっしゃる。「唐突や」とか「やり方がえげつない」という声も頂いている。
市は住民感情も考えた上で素案を策定したと思うが、このような声についてどのように考えているのか。
■執行部の答弁(要旨)■
重く受け止めている。今後も各地域への説明会を必要であればさせて頂くことを検討している。パブリックコメントの期限の延長もしている。できるだけ丁寧な説明を心掛けている。
市としては、これまで非常に質の高い幼児教育をしてきたと自負している。公立幼稚園6園で「市立幼稚園は良い幼稚園だ」と言ってもらえるように、今回の素案をもとに引き続き質の向上に努めて行きたいと考えている。
■伊東の発言(要旨)■
地域の皆さんにご負担をおかけすることになる一方で、3年保育、預かり保育が実現されれば、また新たな需要も、住民ニーズに応えることにもなると思う。住民への説明を丁寧に行い、進めて頂ければと思う。
富田林を変える。
維新が変える!
富田林市議会議員
いとう寛光(大阪維新の会)