【平成29年 第1回 富田林市議会定例会(3月議会)③ 本市の学校給食について。】 | 富田林市議会議員 伊東寛光オフィシャルブログ「議員って普段、何してる?」Powered by Ameba

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議員になる前、私も同じような疑問を持っていました。
そして、その答えは議員になって初めて知りました!

あなたの疑問に全力でお答えします。

※富田林市議会議員「いとう寛光」の公式ブログ。

※本件については、後日、解説を付けた記事の更新を予定しております。

(一般質問では時間の都合上、敢えて詰めていない矛盾点や問題点がたくさんあるため。)

 

【三、本市の小学校給食について。】

 

■質問■伊東の発言

 

1、トラブルの発生状況と市の認識について。

 

 ①給食の遅延、食器・食缶などの汚れ、異物の混入、食器等の不足、給食の数量不足等、給食に関するトラブルの発生状況をお示しください。

 

 ②市はこの半年間に発生したトラブルの状況を見て、深刻な問題だと考えているのか、軽微な問題だと考えているのか、市の認識をお示しください。

 

 ③これらの各種トラブルについて、解決の見込みは立っているのか。

 なお、業者は「異物の混入は本市の給食に集中しており、その原因は分からない」という趣旨の説明をしています。原因が分からないのであれば、解決のしようがないのではないか。

 

 また、業者は、食器等の数量不足、給食の数量不足等について、「数を1度しか数えていないし、それ以上のことはできない」と説明しています。これでは解決のしようがないのではないか。

 

 

■執行部の答弁■教育総務部長

 

1、トラブルの発生状況と市の認識について。

 

 ①から③につきまして一括して、お答えいたします。

 

 まず、12月以降の委託業者調理分のトラブルの発生状況につきまして、12時10分以降の給食の遅配につきましては、12月が0回、1月に1回、2月に1回の発生となっておりますが、いずれも事前に学校に連絡を入れ時程表の変更等により対応しています。

 

 食器の汚れについては、小皿の油汚れなど、12月は0件、1月に2件、2月に3件ありましたが、食缶の洗浄不備については、12月以降1件もありません。

 

 食器の不足については、12月が1件、1月が4件、2月に11件ありましたが、学校の予備の食器や第一給食センターからの補給により対応しております。 

 

 学級によっておかずの過不足が生じたものについては、12月が2回、1月が4回、2月に3回ありましたが、学校内の調整で可能な範囲で対応しておりますが、改善に向けて引き続き申し入れを行っております。

 

 異物混入と思われるものにつきましては、12月には、辛し和えに黒い葉っぱのかけらの混入が1件と、フルーツミックスに缶詰の切子の混入が1件。1月には髪の毛、木片の様なもの、ビニル片のようなものの混入が3件。また、異物の混入と言えるかどうかは不明ですが、みかんに黒い虫が付いていたというものが1件ありました。2月には、きんぴらの中に細長く固いものが1件ありました。いずれも調理過程で入ったものかは調査中でります。

 

 本市といたしましても、これまでの間に発生したトラブルはすべて課題ととらえ、栄養士にも協力をいただきながら、委託業者へその都度、申し入れを行い、改善について指導を行ってきたところでございます。

 

 その結果、開始当初に比べますと、遅配や食器・食缶の汚れは、ほとんど解消されてきており、異物の混入も減ってきております。異物の混入については、混入原因の特定が難しい場合もありますが、調理中の異物混入が起きないように、衛生管理を徹底してもらうことや、食器・おかず等の過不足については、1回であっても、より丁寧な数量確認を行っていただくよう求め、トラブル発生ゼロをめざし、引き続き、改善をすすめてまいります。

 

 

 

■質問■伊東の発言

 

2、給食の安全性について。

 

 ①学校給食衛生管理基準で禁止されている前日調理について、本市は野菜の下処理について内諾しているとのことだが、安全性に問題は無いのか。

 

 なお、野菜の下処理についての内諾のはずが、生食の缶詰を前日に開けていたというが、安全性に問題は無いのか。

 

 また、業者は前日調理を行わなければ、時間通りに給食を提供できないという説明をしているが、問題は無いのか。

 

 ②二時間以内喫食について、守られていないようですが、安全性に問題は無いのか。

 

 ③ドライシステムについて、運用方法や安全性に問題は無いのか。

 

 ④釜を回転させている(使用後の釜を再使用している)ことについて、安全性に問題は無いのか。

 

 ⑤栄養士より、コンタミネーションやアレルギー物質の混入に繋がりかねない状況が発生しているとの指摘があったが、安全性に問題は無いのか。

 

 ⑥決算委員会で「保健所の立ち入りにつきましては、保健所のほうに依頼について考えてまいりたいと考えております」と答弁しているが、検討した結果、どうなったのか。(いつ、誰が、誰の意見を聞いて、どのような判断を行ったのか。)

 

 ⑦業者が「給食の中で一番大事なことは遅配を発生させないこと。遅配を発生させないことを第一優先にやっている」という趣旨のことを言っていることについて、市の見解をお示しください。

 

 また、市の見解と異なるのであれば、なぜ市の見解との乖離が発生しているのか。

 

 

■執行部の答弁■教育総務部長

 

 ①から⑦につきまして順次お答えいたします。

 

 まず①につきまして、委託業者にも確認したところ、野菜の下処理をする場合には、保存場所の温度管理等を徹底して行い、更には、調理当日には必ず加熱調理をして安全確保に努めていると確認しております。しかしながら、より安全性を図るために委託業者には、引き続き人員の増員を求め、下処理にあっても当日処理を行うよう申し入れます。

 

 また、ご指摘の生食の缶詰の件につきましては、委託開始当初は、前日に開けられたことがありましたが、栄養士からの安全性に問題があるとの指摘により、指導を行い現在は全く行っておりません。

 

 次に、これまでよりご指摘を受けていた②につきましては、配缶方法の変更、並びに、現在委託業者と調整中である調理食数を減らす事で、少しでも調理時間や配缶時間を短縮し、二時間以内喫食に努めることに繋げて、更に安全性を高めるよう引き続き申し入れしてまいります。

 

 ③ドライシステムについては、調理場内で一部床が濡れることもありますが、委託業者からは食材の安全性は確保していると聞いております。しかし、栄養士が改善の必要性ありと判断したときには、その都度申し入れを行っております。

 

 ④につきましては、献立によって、釜を再使用させる必要性が生じますが、その際には、委託業者の栄養士が、本市栄養士へ事前に釜の再使用につきまして判断を仰いでおり、安全を図っているところでございます。

 

 また、⑤につきまして、栄養士から、指摘があった項目につきましては、その都度、委託業者へ申し入れを行っており、より安全性の確保を求めていきます。

 

 ⑥につきまして、昨年10月頃、委託業者に確認したところ、毎年度の当初に保健所の立ち入り検査を受けており、問題のなかったことを本市担当課が確認できたため、年度内の新たな検査の必要性が無いと判断いたしました。

 

 最後に⑦につきまして、本市の考えとしましては、『何よりも安全が第1であり、安全を優先した上で、調理を行う事が求められる』と考えており、議員ご指摘の委託業者の発言について、改めて確認したところ、『もちろん安全・安心を一番に考え調理を行うことが大前提であり、そのことについては当然であり、その認識のうえで業務を行っている』との回答であったので、何よりも安全第一に業務を行う事を互いに確認したところでございます。

 

 

 

■質問■伊東の発言

 

3、問題が発生している根本的な原因について。

 

 ①調理委託先の会社が、事前の準備不足について指摘しているが、市の認識をお示しください。

 

 ②準備不足があったのであれば、その原因についてお示しください。責任の所在を明確にしてください。

 

 

■執行部の答弁■教育総務部長

 

 ①②につきまして、一括してお答えいたします。

 

 委託業者との事前準備や打ち合わせにつきまして、実際の給食提供までの間に、少なくとも数回にわたり学校給食課・栄養士と委託業者間で打ち合わせを行い、それ以外にも、栄養士単独による委託業者との打ち合わせも行ってまいりましたので、教育委員会としましては調整できているものと考えており、準備不足は無かったと認識致しております。

 

 

 

■質問■伊東の発言

 

4、食中毒等の事故が起こった際、誰がどのような責任を取るのか。

 

 ①安全性に疑義が生じているのに、教育長、教育総務部長、学校給食課長は揃って「給食を止めるわけには行かない」という趣旨のことを言っている。給食の提供ありきで議論されているのはなぜか。安全性は何よりも優先されるべきではないのか。

 

 ②危険性について指摘されているにも関わらず、給食の提供を続けて、指摘されている危険性に起因する食中毒等の事故が起こった場合、どのような責任が発生するのか。また、誰がどのように責任を取るつもりなのか。

 

 ③市長はどこまでこの問題について知っていて、給食の提供続行を是としているのか。

 

 

■執行部の答弁■教育総務部長

 

 ①から③につきまして、一括してお答えいたします。

 

 小学校給食は、子どもたちにとりまして、生涯にわたって、健康で充実した生活を送るための基礎を培う教育の一環として、重要な意味を持っていると認識しており、特に義務教育の始まりである小学校においては、全ての子どもに実施する事が大切であると考えております。

 

 議員ご指摘のとおり、学校給食の提供において、安全を第1に考えなければならないと強く認識いたしております。委託業者には、開始当初からトラブルが発生してご心配をお掛け致しておりますが、現段階においては課題は残すものの全体的には改善されてきており、引き続き課題の解決に向けて改善の申し入れを行って、より安全・安心な給食提供を進めてまいります。

 

 次に、生じてはならないことですが、万が一、議員ご指摘の問題に起因する集団食中毒などの事故が発生すれば、委託業者はもとより、何よりも子どもたちの心身に害を与えたことと、日頃から衛生管理に努めて安全・安心な給食を提供しなければならない責務を怠ったことなどにより、原因を問わず、学校給食を実施する設置者である教育委員会が責任を負うこととなる事を重く受け止めております。それ故、教育委員会としては、なによりも子どもたちへの安全・安心な給食の提供に努める責務を感じております。

 

 市長へは、これまでの遅配や食器の汚れなどトラブルの発生状況と改善点、また残されている課題について報告しておりますが、給食の提供に当たっては、安全・安心が第1との認識から、1日も早く改善されるよう委託業者に更なる努力を重ねるように申し入れを行うよう、強く指示されているところでございます。

 

 

 

■質問■伊東の発言

 

5、給食について発生している諸問題や食中毒等のリスクを、一部の学校だけに押しつけているのは不公平ではないか。

 

 民間会社が調理を担当している小学校をローテーションするなどして、トラブルやリスクを公平に負担してもらうよう、お願いするべきではないか。

 

 

6、保護者説明会の開催によるトラブルの発生状況や食中毒等の事故発生リスクの周知、一部小学校での喫食の選択制の導入について。

 

 ①小学校ごとに保護者説明会を開催し、トラブルの発生状況やリスクについて周知するべきではないか。

 

 ②現在発生しているトラブルや食中毒等の事故発生リスクについて知ってもらった上で、それでも学校給食を食べるのかどうか、選択してもらってはどうか。

 

 

■執行部の答弁■教育総務部長

 

 5と6につきまして、相関連いたしますので一括してお答えいたします。

 

 まず、保護者への状況周知についてでございますが、給食は、子どもたちの食に係る重要なことであると認識しており、教育委員会と委託業者連名で、昨年末に現在の状況及び改善内容並びに今後の方針について保護者にお知らせしたところでございますので、保護者説明会につきましては今のところ考えてはおりません。

 

 次に、ローテーション及び選択制につきましては、現在、本市から提供している小学校給食にあっては、第一学校給食センターでも委託業者でも安全確保に努めながら給食提供を行っていることから、現段階では、現状と同様の方法で本市のすべての子どもたちに実施するものと考えております。

 

 また、この間の他市の給食による集団食中毒発生事案をみたとき、第一給食センターや委託業者を問わず、食中毒を始めとする諸問題が発生する可能性があることから、給食提供者としては、引き続き、何よりも安全・安心を一番に考え、衛生管理の徹底と最新の注意をもって、より安全・安心な給食提供に努め、子どもや保護者の方々に安心して給食を食べていただけるよう取り組んでまいります。

 

 

 

■質問■伊東の発言

 

7、諸問題に対する市の対策について。

 

 ①米飯を別の会社に委託に出したとのことだが、おかず等の調理にどのような影響があるのか。おかずの調理を委託している会社の見解と、本市の栄養士の見解、それらを総合しての本市の見解についてお示しください。

 

 ②民間会社に調理委託している分の一部を、第一学校給食センターに移すという方法について、懸念されている衛生面でのリスク軽減につながるのか。おかずの調理を委託している会社の見解と、本市の栄養士の見解、それらを総合しての本市の見解についてお示しください。

 

 ③民間会社に調理委託している分の一部を、第一学校給食センターに移すことによって、どのようなリスクや問題が発生するのか。

 

 釜の回転、2時間以内喫食、食器や調理器具等の保管方法・保管場所、食材の保管方法・保管場所、提供できる献立への影響等について。

 

 本市の栄養士の見解、学校給食株式会社の見解、それらを総合しての本市の見解についてお示しください。

 

 

■執行部の答弁■教育総務部長

 

 ①から③につきまして順次お答えいたします。

 

 ①につきまして、委託業者及び栄養士並びに本市の見解としましては、委託業者では米飯とおかず等は、別の場所で調理しており、米飯を別の会社に委託に出しても、おかず等の調理への影響はございませんが、食缶が減ることにより洗浄の負荷が軽減されるものと考えております。

 

 次に、②につきまして、おかずの調理に関しては、栄養士は変わらないという見解をしておりますが、委託業者からは対象調理数が減ることで、大幅ではないが調理作業が軽減されると聞いており、教育委員会としましても、、食器・食缶等の数量、および配缶量の減少によって、洗浄や調理・配缶での委託業者の負担が減り、今より2時間以内喫食に近づけることや、異物の混入の減少が期待されると考えております。

 

 続きまして、③につきまして、第一学校給食センターでの調理食数が増えることで、扱う食器や食缶の増加と調理や配送の負荷が高まります。

 

 本市の栄養士の見解としましては、釜の再使用、2時間以内喫食、食器や調理器具等、食材の保管場所等の衛生面での危惧、また、提供できる献立への影響があるという見解でございますが、実際に調理に当たる学校給食株式会社の見解は、食器・器具等の保管については、米飯調理を外部業者委託されるので米飯食缶スペースが空き、保管に関して支障はない。また、食材の保管についても支障はないという見解です。

 

 また、釜の再使用について、現在12釜ある事から、献立内容にもよりますが、1回の使用で対応できるという事です。やむなく2回使用する場合においても洗浄に留意して行うということです。 

 

 教育委員会としましては、現状と同様に、食器・食缶等の衛生管理に留意し、栄養士と学校給食株式会社が、連携して調理作業に細心の注意を払う中で、新たなトラブルの防止に努める事ができると考えております。

 

 更には、配缶・配送等でも効率化を図り、2時間以内喫食に努め、子どもたちに安全な給食が届くよう努めてまいります。

 

 

 

■質問■伊東の発言

 

8、栄養士に発生している負担について。

 

 栄養士を増やし、委託先の民間の調理会社に貼り付けてはどうか。

 

■執行部の答弁■教育総務部長

 

 新年度においては、大阪府の栄養士の配置基準により、現在の4名配置から2名配置に減少となりますが、市費での嘱託栄養士を1名採用し、委託業者での履行確認や指導について専属で行う予定をいたしております。

 

 

 

■答弁を受けて■伊東の発言。

 

 意見、要望を述べつつ、3点、再質問を行います。

 

 

 まず全体的に、「申し入れます」、「改善を求めます」では何の解決にもなりません。約半年間、申し入れてきてもなお、改善されていないという現実をどのようにお考えなのか。細かい話はしませんが、これまでの指摘を踏まえ、現実から目を逸らさずにご対応いただきますよう強く要望します。

 

 

 また、「3」についてですが、準備不足が無かったのであれば、どうしてこのようにトラブルや問題が頻発しているのか。理解に苦しむところであります。リハーサル等は行われなかったのでしょうか。この点は、しっかりと検証して頂きたいと思います。

 

 

 「8」についてですが、栄養士を現在の4名体制から、府費の栄養士2名、市費の栄養士1名、すなわち合計3名体制にするという内容の答弁でしたが、私はそれでは不充分だと考えます。

 

 現在の4名体制でも、委託業者への貼り付けはできておりません。また、学校給食センターの建て替えに伴い、各種マニュアルの策定など、栄養士への負担増が見込まれることからも心配です。

 

 

 

 次に、「2-⑥保健所の立ち入り検査」について、再質問します。

 

 ご答弁では、「毎年度当初に保健所の立ち入り検査を受けていて、問題が無かったことを確認した」とのことでした。

 

 本市が業者に委託し始めたのは昨年の9月からです。昨年の9月以降に発生した問題について、「年度当初の検査で問題が無かったから大丈夫だ」と判断したというのは、おかしいと思いませんか。

 

 おかしいと思われるなら、この問題について調査し、再検討するおつもりはあるのか。教育長、お答えください。これが1点目です。

 

 

 

 次に、「1」に対する答弁で、「これまで発生したトラブルは、子どもたちの安全・安心を考えたときに、全て問題であると捉えて」いるとのことでした。

 

 「問題である」と捉えているトラブルが、今年に入ってからも続いているにも関わらず、昨年末に「保護者へのお知らせ」を1枚配布しただけで、児童や保護者への説明が一切ありません。

 

 また、昨年末に配布されたお知らせでは、「前日調理」や「生食用の缶詰を前日に開けていたこと」、「釜の再使用」には全く触れられておりません。なぜ、これらの事実を隠しているのでしょうか。

 

 「前日調理の原則禁止」について、文部科学省、大阪府教育委員会に問い合わせたところ、両者とも、「野菜の下処理は、禁止している前日調理に含まれる」との回答であります。

 

 学校給食においては、安全性を第1に考えた基準が定められています。そこから逸脱してまで給食を実施するのかどうかは、「給食の提供によって期待される効果」と、「給食の提供によって発生するリスク」との、どちらを優先させるべきかという、これは正に政治判断であります。

 

 判断に対する説明責任が発生するのは当然のことだと考えます。

 

 また、もし何かあった時には、通常の責任とは別に、政治的な責任も発生すると考えます。

 

 

 ここで、「4」についての再質問です。市長は、これらのことを充分にご理解なさった上で、「給食の続行を是としている」のですか。市長、お答えください。これが2点目であります。

 

 

 ちなみに、この業者に委託している、ある別の市では、前日調理をさせず、2時間以内喫食等も守らせているそうです。その市は、過去に集団食中毒を起こした経験があります。業者に調理を委託するに当たって、契約内容や委託仕様書の遵守などを、厳格に求めているのだそうです。

 

 なぜ、同じ業者に頼んでいるのに、扱いに差が生じるのか。

 

 また、なぜその市は、本市とは異なり、前日調理を禁じたのか。よく考える必要があると思います。

 

 最後に、これまで指摘してきたように、給食センターから提供されていた時とは異なるリスクが発生している以上、保護者説明会などを通じて説明責任を果たし、保護者等にリスクについて理解してもらった上で、それでも給食を食べるかどうかの判断は保護者に委ねるべきだと考えます。

 

 あってはならないことではありますが、これまでとの「違い」に起因する食中毒等の事故が、万が一発生した場合、事前にリスクについて説明を受け、それでも「給食を食べること」を選択したのか、それとも何も知らされないまま食べたのかでは、話が全く違うと考えます。

 

 

 

 「6」について再質問です。昨年末に配布したお手紙1枚で、今も続いている諸問題について、説明が充分に行き届いているとお考えですか。

 

 保護者説明会等を開催して、説明責任を果たすことをご検討頂けませんか。

 

 また、安全性が確保されるまでの間、一時的に「選択制」をご検討頂けませんか。教育長、お答えください。

 

 以上、3点、再質問とさせて頂きます。

 

 

 

■再質問に対する答弁■市長、教育長

 

※以下、原稿はございません。

→6月頃に公表予定の富田林市議会会議録をご覧くださいませ。

 

 

 

【富田林市議会議員】
伊東寛光(大阪維新の会)