【地方創生×地域課題解決型セミナー】セミナーを受講してきました。 | 富田林市議会議員 伊東寛光オフィシャルブログ「議員って普段、何してる?」Powered by Ameba

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「議員って普段、何してるん?」
「議会が無い日はヒマなんやろ?」

議員になる前、私も同じような疑問を持っていました。
そして、その答えは議員になって初めて知りました!

あなたの疑問に全力でお答えします。

※富田林市議会議員「いとう寛光」の公式ブログ。

本日は、「最も新しい地方創生の視点」というテーマのセミナーを受講してきました。
地方議員のほか、地方自治体の職員の方も多数、いらっしゃったようです。

以下の4部構成でした。


1、「稼ぐ力と雇用力」が人口を増やす。
→岡山大学大学院教授 中村良平 先生による、人口減少対策の講義でした。

①基盤産業を見いだす。(基盤産業には、市場性・発展性が必要)

②基盤産業と基盤産業、及び基盤産業と非基盤産業の域内での連関を構築する。

③基盤産業の移出が伸びる。(=地域経済の成長を意味する。)

④乗数効果として、被基盤産業への派生需要が生まれる。

⑤地域内で所得が循環し、雇用が増える。地域が発展する。

⑥雇用が増えることは人口の転入、増加に繋がる。(自然増加も見込める。)

⑦この過程を維持可能にするには、移入転移(移入代替)の可能性を常に探ることが必要。

※移入転換(移入代替)とは、これまで移入に依存してきたものを、地域の努力によって自前で供給できるようになること。

各段階について、詳細な解説が行われました。


2、「学び合う授業で21世紀型の学力を」
佐賀県武雄市立武雄北中学校 校長 林正昭 先生が、「ICTを活用した教育」や、「教員の育成方法」などを、具体的な事例をもとにご紹介くださいました。


3、「官民一体で進める地域を支える人づくり」
株式会社ワオ・コーポレーション 代表取締役社長 西澤昭男 氏、スマイル学習プロジェクトリーダーの和田勝 氏が、武雄市を初めとする自治体との連携の実例について解説してくださいました。


4、「確かな根拠に基づいた地方創生を!」
一般社団法人つながる地域づくり研究所 代表理事 一井暁子 氏が、「具体的な根拠(数字・データ)」に基づいた施策の必要性について、人口増に成功した「流山市」を例に解説してくださいました。

①どの地域をターゲットにするのかを決める。

②ターゲット地域には、どれだけの潜在的な移住検討者がいるのかを推計する。

③交流人口の目標設定、シティープロモーションを実施する。
→交流人口が増えると、移住者も増えていく。

ちょうど、私が6月議会(市民総務常任委員会)で指摘したことと、かぶっていました。
(前回の委員会では敢えて「効果検証」しか触れませんでしたが、執行部への事前ヒアリングの段階では、ターゲットの設定や数値目標についても言及していました。)


実は昨年、流山市を訪問しました。
(議員になる前の話です。)

マーケティング課」や「市民課」の方などからお話をお伺いしたことがありますが、参考になることがとても多いです。


そのまま真似をすれば良いとは言いませんが、「型から入って心に至る」という部分も少なからずあると思います。


折に触れて、提案して行こうと思います。



※セミナーの詳細情報。

【開催日時】
平成27年8月20日(木)13:00~17:00

【開催場所】
グランフロント大阪 タワーB 10F

【受講料】
18,000円
(※政務活動費は使っていません! 全額自腹です。)



【富田林市議会議員】伊東寛光(いとう寛光)
富田林を変える。維新が変える!


【地方創生×地域課題解決型セミナー】