「ただいま、お兄様。」
「お帰り。ナナリー、咲世子さん。今日は俺からプレゼントがあるんだ。」
「まぁ! 何かしら?」
(しーっ)
(?)
「・・・・・」
「! この手・・・ほとばしるような筋肉、浮き出た血管にたくましい骨格、広い肩幅
癖のある髪の毛に鍛えられた胸板、太ももの大きさ・・・」
「な、ナナリー? いつまで触って・・・あ、そこは!」
(う、羨ましい・・・。)
「お前、何か大人しくなったな。」
「君はガサツになった。そして僕好みの美少年に・・・」
「はいはいわろすわろす( ・ω・)」
「・・・部屋にいろって言っただろ。」
「あの男・・・シンジュクで会ったブリタニア軍人だろ? いいのか?」
「あいつは大丈夫だ。その・・・」
「?」
「友達・・・なんだ。」
(7年ぶりに出会った二人、再会とお互いの成長を祝し話し込んでるうちに夜に。そしてお互いを見つめ・・・)
(この女、さっきから何をブツブツと?)
「出ろ! ジェレミア!」
「ギルフォード卿・・・分かって頂けたのですね!」
「謀反の疑いに関してはな。オレンジ君。」
「!」
「それに、君達純血派がゼロを逃した事実もある。位を3つほど下げることにした。
君には選択肢が二つある! いちパイロットからやり直すか、オレンジ畑を耕すかだ!」
「・・・・・」
「マジで!?」
「何とかならないのですか? お友達でしょう?」
「・・・!」
(←ネコ)
「みゃあ~」
「ホワァッ? かえして俺の・・・」
「お兄様! 今の声、面白かったのでもう1度お願いします!」
「いや、今それどころでは・・・」
「私のせいではないぞ、うん。」
「こちら生徒会長のミレイ・アッシュフォードです。ネコだ!!」
「ネコ?」
「校内を逃走中のネコを捕まえなさい! 部活は一時中断!
ネコを捕まえた人にはスーパーならっきー☆ちゃんす!
生徒会メンバーからキッスのプレゼントだ!! オーッホッホッホ!」
「生徒会って・・・私も!?」
<ですよねー!!
「!?」
<いやっほーぅ! 小清水最高~!!
「やめてよ! お兄ちゃん以外の人となんて!!」
「ナナリー。何か特徴とかないの? ネコの」
「え~と・・・足が悪いと思います。それと・・・そのネコはこんな風に鳴きます!」
「にゃあ~☆」
(萌え~♪ ・・・って今それどころでは!)
(←ネコ)
「にゃあああ・・・。」
「これで私たちのキスは安泰ね。シャーリーは後ろお願い!」
「待った!」
「ん・・・なに?」
「ねぇ・・・キスの権利、カレンは誰に使うの?」
「は?」
「ひょっとして、ルル?」
「な・・・なんでそうなるのよ!」
(だからお兄ちゃん以外の人とはしないと何度・・・)
「それで“わっちとキスをしてくりゃれ?”とかなんとか言って・・・」
「誰よそれ!!」
「追い詰めたってホントに? 誰が見つけたのよ!」
「あそこ! ・・・スザク君?」
「大丈夫。怖くないから。」
「スザク! よせ!」
「大丈夫。任せて!」
(あいつ・・・昔はもっと個人主義だったのに!)
「ぬおわ!」
「きゃあああ!」
「! ルルーシュ!!」
(いけない! 俺のルルーシュが!!)
「大丈夫かルルーシュ!」
(でもこれでルルーシュの高感度が・・・♪)
「あ、ああ・・・。」
「あの二人、まさか・・・。」
「気づいたか。あの二人のただならぬ関係に・・・」
「誰? ・・・いない?」
「これで、一件落着ですね。お二人ともお耳を。」
「?」
(チュッ、チュッ)
「!!」
「ナナリー?」
(せっかくルルーシュにしてもらおうと思ってたのに・・・。)
「ミレイさんが公約したご褒美です。お二人ですから、半人前の私でガマンしてくださいね♪」
「いやいやナナリーが半人前だなんてとんでもないもうガマンの限界だ今すぐあqwせdrfてぃこlp」
「ルル・・・?」
<神聖ブリタニア帝国第98代唯一皇帝陛下よりお言葉
(ギッ・・・)
「おっぱいはぁ平等ではn・・・」
(ブツン・・・)
「放送事故とは何たることかぁあ、ぶぅるああああ!!」
「有名なネタだからな。」
(6話はネタの宝庫で大変でしたね。)