成「ただいま~・・・あれ?」
真宵ちゃん、出かけちゃったのか?
ちゃんと留守番しておくように言っておいたのに・・・。
まぁいいや。今のうちに集めた証拠品をまと・・・。
おや? この感触は・・・。
成「真宵ちゃん? 机の下で何をやってるのかな?」
真「さ、流石はなるほどくんだね! すぐに見つけられちゃったよ!」
成「いやいや。僕はかくれんぼに参加した覚えはないんだけど・・・。
というか、何でそんなところにいるの?」
真「だって・・・最近なるほどくん、ベンゴベンゴで全然あたしのこと構ってくれないじゃない!」
どうやら僕は真宵ちゃんを怒らせてしまったらしい。
だからってどうして机の下にいるんだ? ・・・まぁいいか。
そもそも、どうして真宵ちゃんが怒っているか、というと
実は僕たちは付き合っている・・・つまり恋人同士、という関係にあるからだ。
これは僕が真宵ちゃんに告白したからなんだけど、
最近の僕は忙しくて真宵ちゃんと話す余裕もなかった。
だから真宵ちゃんは怒っているわけなんだけど・・・。
真「な、なんで笑ってるの? あたしは怒っているんだよ!」
成「いや、なんか怒ってる真宵ちゃんの顔も結構可愛いな、って思えてさ。」
真「ばっ・・・そんなこと言われても、ここから出てあげないんだからね!」
成「まさか・・・僕に仕事をさせない為にそこにいたのか!?」
真「そうだよ! どうだ! まいったか! みそラーメン一丁もってこい!!」
これは困ったな・・・真宵ちゃん、テコでも動かない気だぞ・・・。
ん? そうだ!
成「真宵ちゃん。要は僕が困ればいいんだろ? だったら打ってつけの場所があるよ。」
真「へ?」
僕は真宵ちゃんを自分の膝の上に座らせることにした。
真「なるほどくん・・・ホントに困ってる? 何か妙に嬉しそうに見えるんだけど・・・。」
成「いやいや~十分困ってるよ~? 目の前には真宵ちゃんしか見えないし、
この体勢だと仕事なんて出来るわけないし・・・いやぁ困った困った!」
真「ふ~ん・・・じゃあ、もっと困らせてあげる! うりゃぁ~!!」
真宵ちゃんは突然、僕の顔面に抱きついてきた。
こ・・・これは色んな意味でヤバイ・・・。
僕の顔は真宵ちゃんの・・・その・・・胸でふさがれ、
真宵ちゃんの温かさや香りや柔らかさや何やらで、
色んな意味で仕事なんてできるわけがない。
真「どうどう? なるほどくん息苦しいでしょ? 降参するなら今のうちだよ?」
成「プハァッ・・・ま、真宵ちゃんってさ・・・。」
真「え、何? これからは真宵ちゃんにもっと優しくするって?」
成「いや・・・意外と胸あるんだと思って・・・。」
真「な・・・な・・・なるほどくんのバカ~!!」
さっきまでの柔らかさから一転、
僕の顔面には真宵ちゃんの硬いゲンコツが飛び込んできた・・・。
そして薄れてゆく意識の中で僕は思った・・・。
今日はもう・・・仕事は・・・できそうも・・・ない・・・や・・・。
でも仕事は頑張らないとな・・・だって僕は真宵ちゃんとけっこ・・・。
真「なるほどくん? なるほどくうううううん!」
(あとがき)
前にナルマヨには恋人設定なんて必要ない!
・・・なんて言っていた奴がここにいるのですが、結局書いてるし!
うん、まぁ1つくらいは恋人設定書いてもいいと思うのですよ? ね?
まぁ、今までの話の流れ的に二人には恋人同士になってもらったほうが一番かと思って。
最後のほうが少しだけERO?っぽくなってきたのは気のせいですよ? 気のせい!
⊂(^ω^)⊃ セフセフ!!
次のお題の伏線というわけでもないですからね? このブログに伏線なんてないのです。
・・・という訳で次回のお題も頑張って書いてみようと思います。
ここまでのお題全部書いてるし、せっかくですし。
ただし、あまり時間の余裕もないので完全にパロディになってしまうかもしれないです。
申し訳ないです。
あ、一応言っておくとお題はEROですが、全年齢対象なので閲覧には問題ない予定です。
そういうのもアリだと思うので。
ちなみに今回の題名の元ネタは「机上の空論」ですね。
ま、どうでもいいですけどNE!
(何か毎回メタルギアっぽいネタが入ってるのは脳内にスネークが潜んでるから、かな?)