マ「あのぉ・・・センパイ! 大丈夫なんっスか? こんな良いお店・・・」
糸「大丈夫ッスよ! マコクン! センパイに任せるッス!!
何といっても、今日はクリスマスッス! お祝いッス!!
それに、この店はいきつけッス!」(←もちろんウソっスが・・・)
マ「そうなんですか!? それなら、安心ッス!!」
自分の名前は、糸鋸圭介。所轄署の刑事をやってるッス!
今日はクリスマスのお祝いに、マコクンと食事に出かけてるッス!
今日はマコクンの為に、頑張るッスよ~!!
ボ「こちら、メニューでございます。」
糸「ム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
マ「ど、どうしたッスか? センパイ!!」
糸「み・・・水を・・・お願いするッス・・・」
ボ「は? 水というのは、ミネラルウォーターのことで?」
糸「あ、いやいやいや! いつものやつ・・・こ、コレを2人前で!!」
ボ「はい、かしこまりました。」
糸(や、ヤバイッス・・・軽く予算オーバーッス・・・
ここは、どうするべきか・・・
刑事が食い逃げする訳にもいかないッスし・・・
ツケとかは、出来ないッスよねぇ・・・)
マ「どうかしたッスか? イトノコセンパイ!」
糸「あ! 自分は大丈夫ッスよ! ちょっとトイレに行って来るッス!」
糸(うぅ・・・マコクンには、とても言えないッスし・・・)
?「ム? 糸鋸刑事ではないか!?」
糸(こ、この声は・・・)
「み、御剣検事~!!」
御「どうしてキミがこんな所に・・・」
糸「御剣検事! 助けてほしいッス~!(泣)」
御「な、何があったのだ?」
自分は、今の状況を御剣検事に詳しく説明したッス。
御「ムぅ・・・そうか。とりあえず状況は把握したが・・・」
糸「助けてくださいッス!」(←トイレの中心で金が無いと叫ぶッス。)
御「しょうがないな・・・これで足りるだろうか?」
糸「み、御剣検事・・・ありがとうございますッス!!」
御「まぁ・・・その代わりといっては何だが・・・。」
糸「な・・・何っスか?」(ゴクッ)
御「来月と再来月の給与査定・・・楽しみにしたまえ!」
糸「ら・・・来月だけでなく、再来月までも!?
た、楽しみが増えてしまったッス~!!」
この後、色々と料理が運ばれてきたッスが・・・
何を食べてるか、よく分かんなかったッス・・・
糸「う・・・うぅ・・・。」
マ「センパイ・・・?」
(涙が出るほど、美味しいということッスかね!
流石は尊敬するイトノコセンパイッス!!)
みんなは、クリスマスにデートを誘うときは気をつけるッスよ!
事前の準備が大切ッス!!