成「ふぃ～、ただいま～。」
真「お帰りなさいませ！ ご主人様ｖ」
成「・・・・・・・！」
真「・・・・・・・？」
成「ま、真宵ちゃん！？ 何だよ、その格好は！？」
真「え？ 今はオタクがブームなんでしょ？ それでｖ」
成「確かそれ、吐麗美庵のバイトの時に着てたやつだよね？」
真「うんｖ 今や吐麗美庵もメイド喫茶と化したからねｖ」
成「勝手に設定を変えるなよ・・・。で、何でその格好を？」
真「あたし、人気の為なら何だってやっちゃうよ？
何だったら歌とかも歌っちゃおうかな？
“倉院音頭”とか“真宵節”とか“霊媒おけさ”とかｖ」
成「人気？ ああ、そういえば今、人気投票をやってるのか。」
真「そうだよｖ 次のターゲットは、なるほど君だからね！」
成「え？ あ、真宵ちゃんの順位が３位に上がってる！」
真「どう？ どう？ これも、あたしの実力だよね？」
成「でも、御剣の１位は揺るぎそうもないな・・・。」
真「そうだねぇ・・・。流石のあたしでも勝てそうもないよ。
だからせめて、なるほど君には勝ちたいなぁｖ」
成「“逆転裁判”の主人公は僕なんだけどなぁ・・・。」
真「大丈夫！ 人気がなくても、主人公の座は変わらないよｖ」
成「人気がないわけではないんだけど・・・、２位だし。」
真「大丈夫！ すぐに３位になるからねｖ」
成「真宵ちゃん、キミには負けたくないな。」
真「じゃあ、じゃあ。このメイド服、着てみる？
上がるかもしれないよ？ 人気。」
成「下がる可能性のほうが高そうだから、遠慮しておくよ。」
真「ある意味、見てみたいけど？ 怖いもの見たさで。」
成「誰が見るんだよ・・・。」