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昔の写真をデジタルデータ化できるフォトスキャナー「デジ造フォト」を発売 プリンストンテクノロジ…




写真拡大昔懐かしい子どもの頃の写真、父母の若かった頃の写真などは、時間とともに色あせる。きちんと整理整頓されているうちにデジタル化したいものだ。
しかし、一般的なフラットベッドスキャナーでは、作業効率が悪い。専門の業者に依頼してもよいが、できれば1枚1枚思い出をかみしめながらデジタルスキャニングしたいものだ。そんなフォトスキャナーが「デジ造フォト」である。

本製品は、簡単な操作でプリント写真をデジタルデータに変換できるフォトスキャナーである。

USBフラッシュメモリやSDカード、マルチメディアカードなどを本製品に接続することで、パソコンを介さずに画像データとして保存することが可能である。データを保存したSDカードをそのままデジタルフォトフレームに差し込めば、スキャンした写真をその場ですぐに楽しめる。

デジタルデータ化した写真を加工・編集できる「ArcSoft MediaImpression 1.2」が付属しており、赤目除去や明るさ、色調など好みにあわせた画質調整が可能である。また、静止画からスライドショー動画を作成することもできる。

写真のほかにも名刺や年賀状などもデジタルデータ化して保存することもでき、読み込んだ名刺をデータベース管理できるソフトウェア「BizScanner」も付属している。

価格は15,800円(税込み)、2010年8月下旬より出荷開始予定となっている。

ユーザーが独身で近々結婚を控えているような場合は、ぜひデジタル化をしておいたほうがよい。赤ちゃんの頃からの成長記録をスライドショー化して、披露宴で流すビデオとして使うのに重宝する。

DVDに焼いてご両親にプレゼントしても喜ばれるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)



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岡崎図書館事件を朝日新聞が独自取材で追及



 6月の第207回「岡崎図書館事件を知るとIT立国など到底無理」で「これで事件だと騒ぐ警察と、冤罪を疑おうとしないマスメディアで固められていては」と断罪した『事件』の罪滅ぼしを、朝日新聞名古屋本社の神田大介記者が「図書館HP閲覧不能、サイバー攻撃の容疑者逮捕、だが…」でやってくれました。名古屋は朝刊、東京・大阪は夕刊に入るようです。

 「朝日新聞が依頼した専門家の解析によると、図書館ソフトに不具合があり、大量アクセスによる攻撃を受けたように見えていたことが分かった。同じソフトを使う全国6カ所の図書館でも同様の障害が起きていたことも判明。ソフト開発会社は全国約30の図書館で改修を始めた」「岡崎市立図書館は『様々なプログラムによるアクセスにも対応するよう改善を進めたい』と説明。愛知県警は一連の不具合を把握していなかったが、『図書館の業務に支障が出たことは事実で、捜査に問題はない』としている」

 一般紙の紙面でこの話を取り上げるとなると、予備知識がない、広範囲の読者に分からせる必要があります。表現方法など随分、苦労しているのが見えます。大繁盛のこの件のTwitterでも神田記者本人が説明しています。ただ最後の部分「捜査に問題はない」だけはいただけない釈明です。問答無用で逮捕して20日間も拘留したのが問題で、警察である以上、捜査することには何の問題もありません。

 警察・司法に自浄能力が無い以上、せめてマスメディアがきちんとエネルギーを使って取材し社会的な間違いを正さなくてはなりません。「商業新聞」と言うと響きが悪く感じられる方もいるでしょうが、内部にいる側は多数の読者からの購読料=付託に応えるべく活動する理念を持っています。古い言葉を使うと「読者への忠誠心」です。「第四の権力」などあろうはずもありませんが、数百万人から付託されているのは事実です。

 この事件についてはその後、高木浩光氏が色々とフォローされていて「国会図書館の施策で全国の公共機関のWebサイトが消滅する 岡崎図書館事件(5)」などを見ていると、図書館関係者の技術レベルがあまりにお寒いと知れます。検索用にデータを集めに来るロボット向け「robots.txt」の書き方が稚拙にすぎて深刻な副作用が出るといいます。当然ながらメンテナンスを担当しているシステム業者の知識レベルも疑われます。6月に書いたことを再収録しましょう。「司法、マスコミを含めた社会全体のデジタルデバイドは深刻で、これじゃIT立国など到底無理です」
岡崎図書館事件を朝日新聞が独自取材で追及
「自炊」電子書籍=裁断本の取引と貸本アイデア
遅すぎた参院自民の「革命」、党外の反応は希薄

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回顧録1990年代のシリコンバレー アマゾン・ドットコムのIPOでウォール街の貴公子フランク・…



フランク・クウァトローンを最初に見たのは確かAeAクラッシックのカンファレンスだったと思います。AeAとはAmerican Electronics Associationの略でアメリカの電機、ハイテク関連企業の協会です。今ではこの協会はテックアメリカという組織に代わっています。

AeAクラッシックはもう40年も続いている伝統ある投資カンファレンスでその特徴としてはホテルの客室のベッドを取り払って、ミーティング・ルームを100以上も設け、そこに参加IT企業の経営者が朝から晩まで頑張り続け、投資家向けのプレゼンテーションや質疑応答をするというイベントです。投資家は思い思いの部屋を自由に訪れ、納得いくまで膝を詰めて経営陣と少人数のグループでディスカッションするわけです。
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