AIで仕事が奪られる、無くなるなどが言われていますが、ある程度なくなりますが、ある程度はAI入力代行に移行するでしょう。
特にAI入力代行が必要になるのは、クリエイティブ系。
現時点で、生成AIのスペックに多くの人が驚いていますが、確かに加工スピードは人間よりもはるかに上。
ですが、それは正しい入力があってこそなのです。

【AIが上手く活用される条件】

AIが上手く活用されるには、AIに対して正しい指示が出来るかどうかにかかっています。
つまり、使い手の人間の指示がポンコツであれば、AIはトンチンカンなものを生成します。
例えば、チラシのデザインについてAIへの指示を考えてみましょう。

【AIへの指示の例】

化粧品のチラシの広告デザインを作って欲しいという指示をAIに出したいとします。
例えば、Aパターンとして、以下の指示を出します
・ターゲットは20代~30代女性
・年収は300~500万くらい
・子どもなし
・都心に住む
・肌の悩みよりも、美しさを手に入れたい
・商品のウリは毎月1万円で3万円分くらいの品質の化粧品が手に入る
など。
Bパターンとして、
・青などさわやかな感じがよい
・わかりやすいのがよい
・品が良い
・女優のxxさんが使ってそうな化粧品
とします。

どちらの方が売れる広告デザインをAIが作るでしょうか?
明らかにAですね。
Bはデザイン性は優れてそうですが、売れるかわかりませんね。

【結局、何をAIに指示するのか?】

AとBの違いは、情報やターゲット精度です。
精度が悪いもしくは、フォーカスが広ければ、AIと言えども、コンバージョンの低いものを作りかねないのです。もちろん、デザイン性は良いので、わからない人は「やったー!AIでイイものできた!」となるでしょう。
ところが、売れないのです。
例えば、案内文にしてもそうです。誰に、何を、どんな事を伝えたい?
など、コミュニケーションの基本が出来ていなければ、トンチンカンな案内文をAIを作ります。

【AI時代に出来る新しいお仕事1:AI入力代行】

作業自体はAIが処理した方が早いので、AIが活用されはするものの、誤った入力して効果が得られない会社や人が増えるでしょう。
そこで、AI入力代行!
人間の指示をAI用に置換してくれる人です。
ホームページ制作だとWebディレクターとか、システム系だとシステムエンジニアという人たちがその役割を現在は担っています。
やがて、WebデザイナーがAI入力代行として、Web制作をするでしょう。

【AI時代に出来る新しいお仕事2:ロジカルシンキング研修】

AIに指示を出すには、「誰に、何を、どんな風に、いつまでに」など一般的なお仕事の指示と同じです。
ですが、そういう論理的な指示を相手がどう理解するかを加味した上で、指示を出せる上司や取引先って少なくないですか?
こういった方たちは、AI入力代行を利用しますが、それをさらに社内研修で、内製化しましょうというビジネスモデルが生まれると思います。それが、「ロジカルシンキング研修」または「指示出し研修」とでも言いましょうか?

この研修で、AI入力代行のお仕事を外注しないで、内製化する動きになるわけです。

【ちなみに、なぜそんな事が言えるのか?】

私は仕事上、自身もシステムエンジニアであり、Webディレクターであります。
時に、AIやプログラムに指示を出して動かしますが、正しい指示(ここで言う正しいは、欲しい結果に合うという意味)を出さないといけません。
Webディレクターにおいては、デザイナーさんがお客さんの頭の中のイメージを、発する単語や強調する単語、何に興味を持っているか?を、アンテナ立てて拾ってゆき、それをPhotoshopやillustratorで可視化しているのをまじかで見ています。
プログラム自体やデザイン自体はAIが処理するとしても、指示はどうしましょう?
人間のぼやっーとしたイメージを指示すれば、期待外れの答えをAIは作ります。
なので、AIへの正しい指示を行える人間が必要ですが、多くはないでしょう