探偵にクリスマスはありません。


実は、探偵にとって一番忙しいのはこの時期なんです。

肝心のクリスマスは奥さんや旦那さんと過ごすとしても

その前後の日は愛人と過ごす、こういったケースが多いので

どうしても浮気・不倫調査の依頼はこの時期にピークを迎えるのです。


ですから

この時期にラブホ街とかを通りがかると

探偵をチラホラ見かけます。


もちろんラブホ街を男や女の探偵が一人

真顔でコツコツ歩いてたり立ち止まってたりするのは

とても不自然なので

探偵工夫して身を隠します。


路肩に止まっているスモーク仕様のワゴン車の中から外を伺ったり

酔っ払ってふらふら歩いているおじさんへの変装したり。


一番怪しまれないのは

男探偵と女探偵が即席カップルになって

腕を組んで、寄り添いながら歩いている姿です。


この状態で50mくらいを行ったり来たりしても

怪しまれることはほとんどありませんし

2度以上見かけられることもありません。


暇な方は是非

今からでもラブホ街へ行ってみてください。

そして物陰から道行くカップルを観察してみてください。

ある程度歩いてUターンを繰り返しているカップルがいたら

ほぼ間違いなく探偵です。


まぁ、見つけてもたいして面白くない+寒い+なんか空しい+こんな時期に私は・・

ってなると思いますが・・カゼカゼ




最近は新しいHP用に

日々文章やデザインを書いています。



今日はHP用に文章を書きながら

真実と事実と証拠の関係について考えていました。



探偵事務所に調査を依頼される方は

探偵に何を期待しているでしょうか。

それはほぼ例外なく「真実」を知りたい、ということでしょう。

私たち探偵はなるべく多くの「事実」を集めてきます。

探偵によって集められた「事実」を手掛かりに

依頼をされる方は「真実」を知ることができるのです。



真実は事実によって推し量ることしかできません。

より本当の真実を知るためには、より信頼性のある事実をより多く集めることが大切です。


浮気調査を例にとっていえば

あなたの旦那(妻)が浮気相手とホテルの出口から出てくるところを撮った写真が一枚

あったとします。この一枚の事実からわかるのはどういったことでしょうか。

旦那がその時間帯にその場所にそこにいたこと、

そして恐らくはそのホテルでその浮気相手と浮気をしていたのであろうこと、

その程度でしょう。

しかし、ホテルに入っていく写真もあったとしたらどうでしょう。

旦那と浮気相手はそのホテルで一時を過ごした事がほぼ確定的です。

さらに別の日付の同様の写真があったらどうでしょう。

二人の関係は突発的な浮気でなく、日常的な不倫である疑いが強くなってきます。

同様の写真が増えれば増えるほど二人の関係についての真実は

浮かび上がってくるわけです。



私たち探偵は事実を様々な形で記録として集めます。

写真・映像・音声・様々な痕跡・データ等として集められた事実は

真実を知る唯一の手掛かりであり、唯一の「証拠」なのです。



真実に辿り着くために必要なのが事実=証拠なのです。



そしてこれは法廷でより顕著になります。

法廷では

より多くの、多方面の証拠=事実から

真実を推し量り、判断を下すのです。



ですから探偵とは、

真実に辿り着く手助けをする

事実(証拠)収集人とでもいえるのでしょう。
夕暮れ時のオフィス街は

仕事帰りの足音で満たされている。


ビルの二階の喫茶店の窓際の席で

向かいのビルの出入り口を見続ける。


ぞろぞろと次々に人が吸い込まれていき

次々に人が吐き出されていく。



ビルから吐き出された人たちは

寒そうにマフラーに鼻をうずめて

人の群れへ合流し、すぐに背景となる。


背景の中から

突然浮かび上がるように飛び出してきた人が

早足でビルの中へとはいっていく。


ビルの呼吸。


砂時計をじっと見ているような時間。



目当てのターゲットは突然あらわれ

群衆へと急いで歩き去ろうとする。


ビルの出入り口付近で待機していた別の探偵に伝え

追跡を開始させる。


あとはその探偵に任せて、

僕は残りのコーヒーを飲みながら

もうしばらくビルの出入り口を見ていた。


ひとりひとりにひとつひとつの生活。人生。


なにやらセンチメンタルな気分になったのでした。
今日は事務所の皆と

たこ焼きパーティーをしました。



外はカリカリ

中はトロトロ

踊るかつおぶし

うまいビール

尽きないお話


日々のめぐるましい探偵業を忘れ

みな楽しんでいました。


ちなみに

まだ、あとかたづけは済んでないです。

憂鬱。