私です。
片手間で、ボチボチ作っていたジム・クウェルが完成しました。
特に勿体ぶるものでもないですし、手早く紹介させていただきます。
RGM-79Q ジム・クウェル
ティターンズ専用に開発されたコロニー内での治安維持活動、暴徒鎮圧用MS。
RGM-79Nジム・カスタムの流れを組んだ機体であり、ティターンズ設立当初の主力機となり、本機のダークブルーに彩られた機体色が後に「ティターンズカラー」としてティターンズの象徴的なカラーリングとなることになった。
と、いうことで。
私の好きなジム・カスタムと多くの共通点を持つ機体ですが、活躍の場は映像作品というよりも模型企画AoZがメイン。映像作品では悉くチョイ役に徹し、イケてるデザインのわりには出番の無いMSですね。
ただし単にマイナーMSとして済ますことのできない謎の公式人気のある機体で、早期にMG化したりジムカスやジム改を差し置いてHGUC化したりしてます。
マイナー機なりの人気としては同僚のバーザムよりも数段劣りますが、派生キットの出しやすさという観点から商品展開には恵まれた機体ですね。
キットとしてはHGUCで74番目のキットということで、今から見れば少々古めの部類。しかしHGUCが大きな進化を始めたちょうどその頃合いのキットです。
その分合わせ目や関節構造に多少の古臭さこそ見受けられますがプロポーションは良好で素直に格好いい。発売されたばかりの事にも買って、「なんだこの機体格好エエ!」とテンション上げていた記憶があります。
ジム・カスタムをベースにした機体ではありますが、HGUCキットとしてはジム・カスタムよりだいぶ早くに発売されており、別設計。
ヘイズルの派生キットということで、ベース同様肘の2重関節など当時としてはかなり優秀な構造のキットでした。
今回は首、腰部の延長による若干のプロポーション調整と、ありふれた合わせ目消し、後ハメ加工のみを行いキットに忠実に作りました。前回のジム・ストライカーとやったことはほぼ同じですし、今回も、というべきでしょうかね。
首はBJ受けの部分で1.5mmほど延長。これだけで頭が襟に埋まったようなキットの印象から大きく変化し、頭身が上がってスリムになったような印象を受けます。
可動させた際に、頬やあごが襟と干渉して塗装がはがれるのも防げますしね。
また、頭部はクリアーパーツのバイザーを前後で挟み込むモナカ構造だったので、分割ラインを変更して合わせ目を消しつつバイザーを塗装後にはめ込めるように加工しています。
アレックスやジム・カスタムと同型のバックパックが印象的なリアビュー。各スラスター、アポジモーター内のレッドはエナメル塗料で塗装して、中央部の黒はガンダムマーカーの墨入れ用ブラックで塗っておきました。あると何気に便利です墨入れマーカー。
武装はジムコマ系曲面シールドと定番ジム・ライフル。ここはジム・カスタムと共通ですね。
武器類は特に特筆する点は無し。普段ガンメタ系のダークグレーで塗りがちなライフルですが、今回は設定に寄せてニュートラルグレー寄りの色で塗装しておきました。
ライフルの持ち手が、手首軸に角度がついておらず、そのままだとライフルのマガジンと前腕が干渉して塗装がはがれてしまうので、手首BJを延長&アングルつけて逃がしています。
ちょっと渋いですが、左手を添えた腰だめポーズもなんとか可能。
シンプルな武装ですが、それ故の量産機感が非常に良い。
近接武装はバックパックに装備されるビームサーベル。出来のいいサーベル持ち手が付属するのが良いトコロ。
股関節回りと足首回りの可動域が渋いので剣劇アクションはやや苦手。アクションベース用のジョイントもないですし、今回は自分で設けてもいないので余計にです。
カラーリングは設定に忠実に。基本は純正ティターンズブルー、コックピットブロックなどの暗色部はブラックにブルー、グレーを適当量まぜたほぼ黒のダークブルー。MGガンダムDXの時からの余りですが今回でようやく使い切りました。
関節は自家製関節用グレーで、イエローはいつもの黄橙色。
基本はベースグレーを拭いてからの黒立ち上げで、ディテール回りに暗色を残して墨入れなしでも陰影が出るようにしています。なので今回は太いモールドや塗分けライン以外は墨入れをしていません。
しかし、やはりティターンズカラーは反則級の格好良さですね。機体も私好みのシンプルなデザインですし、10数年前に初めて作った際に感じた「格好エエ!」という思いはいまだ色褪せません。
同じジムカスベースということで、我が家のNR型と並べました。
ヘイズルベースのキットであるクウェルは脚部、というかふくらはぎが逞しいAoZ基準なプロポーションです。
素のN型と比べると私のNR型はコックピットブロックがヘイズル基準な分、ややQ型に近づいています。
しかし背面はNR型では改修点が集中する部分なのでまったく異なる印象。自画自賛ですが、NR型の背面は本当にお気に入りです。
ジム・カスタムとジム・クウェルは頭部や肩、コクピットブロックを除けばほぼ共通のデザインですが、HGUCキットではアレンジの違いで結構イメージが異なる2機です。
当初はたくましいふくらはぎが微妙な印象を受けましたが、プロポーション調整の甲斐もあってか完成してみると違和感もなく、格好いいなと思える仕上がりです。
余談ですが、NR型はN型ベースの更なる高性能機として設計されたが、ティターンズ設立とQ型生産のためにN型の生産ラインがティターンズに接収されたため計画が途絶した、というMy設定です。
ある意味ライバルというか、腹違いの兄弟みたいなイメージ?
今日日のキットと比べればやや可動が渋かったり、合わせ目の処理など手間のかかる部分はありますが、パーツ数の少なさと、簡易な構造ゆえの組み立てやすさはやはり代えがたいものがあります。
遊びの少ない関節構造も、言い換えればある意味堅牢なつくりといえるので、やはり近年のキットよりも作りなれたこの時期のキットのほうがしっくりきます。
以上、HGUCジム・クウェルでした。
次もジムです。




















