タミヤ 1/24 370Z ボディ再塗装 &新兵器 | MODELING GARAGE ITKworks

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プラモデルと、時々バイクとクルマ。

私です。

 

 

 

新年度ですね。

 

 

 

世間は新型コロナがかなりの大ごとになっていますが、日々の仕事している感じでは我らが名古屋は割と通常営業、といった具合。もちろん気は使っていますが…

 

 

 

新規の感染は終息傾向にあるとの大本営発表もあったので愛知県民は割とのほほんとしている感じありますね。

 

 

 

 

さて、370Z、続けていくとしましょう。

 

 

 

 

 

 

前回下地のピンクサフまで終えました。

 

 

一通り磨いてからボディの塗装に入って行きます。

 

 

 

 

 

 

 

カラーはMrカラーのスーパーイタリアンレッド。目の覚めるような鮮烈な赤です。

 

 

もうちょっと暗めの赤にしようかとも思いましたが、塗ってみると良い色です。

 

 

それなりに吹き付けて乾燥させて、毎度のごとく余計なものを噛みこんでいるのでペーパーで削って、クリアーコート。そして軽く中研ぎしました。

 

 

 

 

 

 

 

で、イントレットマークとデカールを貼って再度クリアーコート。イントレットマークは前回の塗装で失敗した際に貼った物が無事再利用できたので良かったです。

 

 

 

 

 

 

レベリング薄め液を使用したMrカラースーパークリアをたっぷりと吹き付けました。中研ぎ後のクリアコートが吹きっぱなしでそれなりに艶が出てくれると嬉しいものです。

 

 

ここからは長時間の乾燥タイムですね。性懲りも無く微細なゴミが噛みこんでいるので、1週間ほど乾燥させた後でそれをペーパーで均して、その時点の塗面の状態次第で再度クリアコートするか、そのまま磨き上げに入るか決めていこうと思います。

 

 

 

前回やり直しの原因になったヘリテージエディションのラインデカールはどうしたかって?

 

 

 

一応、一度貼ろうとはしてみたのですけれども、残っているダークシルバーのラインデカールが案外イタリアンレッドに似合わなかったので剥がしました。なので今回はデカール無しでこのまま完成させようと思います。

 

 

 

 

 

 

以下、余談です。

 

 

 

 

 

先月、こちらを買いました。タミヤのスプレーワークパワーコンプレッサーです。

 

 

10年以上使い続けてきたクレオスのL5リニアコンプレッサーはコンパクトで静粛性の高い非常に優秀なコンプレッサーなのですが、常用できるエア圧が0.1MPa程度と控えめ。ガンプラなど一度に塗装する面積の小さい物や艶消し仕上げをメインとしてきたこれまでのほとんどの期間、それを問題と感じることはありませんでしたが、ここ数年のカーモデル製作の環境では明らかなパワー不足を実感していました。

 

 

 

その代替として迎えたのがこのタミヤのパワーコンプレッサーです。

 

 

 

 

 

コンプレッサー本体のサイズ感は流石にL5よりは大きいですがさほど巨大に感じる訳でもありません。

 

 

 

 

今製作している370Zはボディ塗装に関してはこの新しいコンプレッサーで行っています。

 

 

使用感としては、L5よりパワフルなのは間違いないですが、予想よりは非力といったトコロ。常用できるエア圧は0.24MPa程度。まぁ十分ではあるのですが、吹きっぱなし仕上げでそれなりの艶を出すにはギリギリ及第点な出力と言ったところです。

 

 

一応、0.4MPaまで圧力は上げられますが、それを維持できる吐出量は無いのでエアを吹いている間にどんどん圧が低下していきます。

 

 

とは言え、短期間とは言え0.4~0.3MPaの圧力を吐き出してくれるので、実際は力任せな高圧の吹き付けもある程度こなしてくれますね。

 

 

 

名機と名高い機体なだけあって、今後十分な活躍が期待できそうです。

 

 

 

そしてもう一つ。

 

 

 

 

クレオスのMr塗装ブースコンパクト。以前使用していたタミヤの塗装ブースは引っ越しの際に処分してしまったので、数年ぶりに塗装ブースを再導入したわけですが…

 

 

 

ぶっちゃけますが、これは人には奨めれません。L5との長い付き合いから信頼するクレオスですが、これはいただけない。

 

 

 

タミヤの塗装ブースが結構大きくて、そのサイズから設置場所を持て余し気味だったので今回こちらを選んだわけですが、前評判から吸わないというのは覚悟していましたが予想以上に吸いません。

 

 

 

もともとカーモデルのボディ塗装に耐えられるとは思っていませんでので、気を使ってインテリアや小物類を細々と塗装してみたのですが、それでも盛大に吹き返します。コンパクトさゆえの奥行きの無さが響いている感じです。

 

 

 

あと、ファン手前にあるペーパーフィルターはすごい勢いで目詰まりするので余計に吹き戻しが加速します。

 

 

しかもファンの搭載位置が向かって左側なので、実際使えるのはハニカムフィルターの左側2/3程度の面積です。

 

 

 

 

作りが安っぽいのもいただけませんね。ペラペラのPETみたいな材質です。流石にこの作りでこの価格というのは…

 

 

まぁ、とりあえずは使うしかないですけれどもね、もしかしたらガンプラや小スケールの艦船模型程度なら十分なのかもしれないですし。

 

 

 

まぁ今回の教訓から私がいえるのは、どうせ買うなら大人しくタミヤのダブルファンを買いましょう、ということですね。微妙に邪魔なサイズで取り回しは悪いですが、結構使えるタミヤブース。オススメです。

 

 

 

 

 

さて。兎にも角にも370Zはここから長い乾燥タイムに入ります。小物類やインテリアももう終えていますし、その間やれることはほぼ何もありません。持つのが苦手な性分故、もどかしくて仕方がありませんが、こうして待つのもプラモデル。我慢というか、忍耐を覚えることも今の私には必要なことです。