私です。
KLX125を手放しました。
初のオフ車として、走りもカスタムもいろいろと勉強させてもらったバイクでした。
排気量なりにパワーはありませんでしたが、アクセル全開のコーナリングや小さいが故のクイックなターンなんかは最高に楽しいバイクでしたね。
通勤にちょうどいいバイクだったのに仕事上カワサキで出社するわけにも行かず、インプレッサを購入して以来は休日の出番も奪われがちで、ここ数か月正直ほぼ全く乗っていませんでした。
そうした事情もあってこの度手放すことに致しました。
ありがとうKLX。良いバイクだった。
ちなみに、微妙に残っていたローンを返済して若干お釣りがくる値が付いたのはうれしい誤算でした。むしろお金払わなきゃいけないかと身構えてましたからね…
そして…
以前話に出てきた、安く仕入れれそうなトリッカー。結局当初の予定よりは多少高くつきましたが、予定通り通勤用バイクとして購入しました。
既に軽くカスタムをしています。
ハンドル周りにKLXのブレースとブレースパッドを投入。KLX、XJに続きこちらにもMZSのショートレバーを装着。新しく買ったZETAのハンドガードを取り付け。
さらに最近セローからWRに乗り換えた先輩からお古のサイレンサーをもらったのでそちらも投入。ステッカーが無いのでよくわかりませんが形状的に力蔵さんのサイレンサーでしょうか。
分かりにくいかもしれませんが、ハンドルストッパーが逝ってます。事故車ですね。だから安く仕入れれたんですが。
大方直してあるし、多少傷はあっても走れりゃ通勤には十分使えるということで。
最後に取ったKLXとのツーショット。サイズ感は変わらず、シュラウドの張り出しが無い分トリッカーの方が細身に見えるまである。
15年式のFIのトリッカーなのですが、キャブ車や現行と比べて微妙にパワーとトルクは低いです。キャブ車と比べて始動性やタンク容量では勝っていますが。
とはいえ125のKLXと比較するとやはりトルクがあって楽。ショートホイールベースも相まってボディアクション無しで平然とフロントアップできるのは感動的です。一方KLXと比べれば遥かにマシとは言え高速性能はやはり劣悪。スピードはメーター読み100km/hでほぼ限界に近く、その速度域ではハンドルがブレにブレる。KLXのノーマル状態と比較してもフロントのサスは柔らかく感じるのでブレーキングのノーズダイブも気になるところです。
トリッカーは通常のオフ車とはだいぶポジションが違っていて、シートが低いわハンドルが高いわで乗り始めると違和感も続出。最初は貰い物のXETAハンドルバーを入れていたのですが、ハンドルが高くなりあまりにもハンドルの抑えが効かなかったためノーマルのハンドルバーに戻しました。
ZETAハンドルの時は冗談抜きに信号待ちからの発進のたびにフロントが浮くような状態になっていました。流石に乗りにくいです。
サイズは似ていてもKLとは違った乗り方を要求されますね。ちょっとリアを持ち上げるためにハイアップリンクの導入も検討しています。
兎にも角にも。XJ6よりもガソリン代や消耗品の出費が抑えられ、職場に何の遺恨も残さず乗っていける新たな通勤バイクとして今後の活躍を期待するとしましょう。
ちなみに今後のカスタムの予定としては先述のハイアップリンクの他にリアキャリアの取り付けとフロントのアップフェンダー化、そしてフロントのスプリングの交換、といったところです。あとはタイヤが無くなってきたら次のタイヤはGP210またはスポーツデーモンを履く予定。今はひとまず現状で乗って他に気になる部分が無いかを確認していこうとおもいます。
一方XJ6は連日の通勤業務から解放され一旦ガレージにIN。今後は高速乗らなきゃいけない急ぎの時か、ツーリングが主戦場となっていくでしょう。
まぁ、乗る時間が無いからという理由でKLX手放したくせに、結局抜けた一台分新しく買っているんだから、どれだけXJ6に乗れるのかは大概のものでしょうけれどもね…
と、いうことで新たに、XJ6、インプレッサ、トリッカーの3台体制で我がITKガレージは稼働していきます。今後ともよしなに。