この前のお休み、出掛けた帰り道に羽田を通った。
飛行機に興味はなかったけど、その日良い事があって気持ちが高ぶっていたせいか、何故か飛行機を近くで見たい!と思って、羽田空港に寄り道した。
ターミナルはどこでも良かったけど何と無く国際線ターミナルで飛行機見物をすることにした。
見物も終了し帰ろうとしている時に奇跡が起きた。
私にはまるで本物の娘かというくらい可愛がって頂いているご夫婦がいる。
そのご夫婦の娘さんは結婚されてハワイに永住した。
日本に帰って来た時に、たまにみんなでお食事をして私はその人をお姉ちゃんと慕っていた。
だけど、2年前その人の旦那さんが亡くなった。
両親はお姉ちゃんが日本に戻って来る事を強く望んだけれどお姉ちゃんは旦那さんと過ごしたこの地を離れたくないとハワイに残る事を決めた。
いつ会ってもとても明るい人だった。
でも、旦那さんを亡くして以来、お姉ちゃんは元気をなくしてしまって日本に帰って来ることさえしなくなった。
私は会えなくなった事が寂しくてその両親からお姉ちゃんの近況だけを聞いてきた。
そして、そんな風に会えなくなってしまったお姉ちゃんがその日、羽田にいた。
日本に用があって帰って来たと。
少し痩せてしまったけれど元気を取り戻したお姉ちゃんはいつも通りシャカをしながら笑っていた。
とても驚いた。
だけど、それ以上に嬉しかった。
あの日、特に飛行機に興味のない私が飛行機を見に行ったこと。
国際線ターミナルを選んだこと。
全ては偶然だったけれど、お姉ちゃんに会えたあの日は決して偶然なんかじゃなくて必然だったのだと思う。

