あるIT系記者の読書録 -5ページ目

あるIT系記者の読書録

主にビジネス書の記録です。IT系に限らず,読んだ記録として付けています。

システムテクノロジー・アイ 林 優子著
点:7.5点

仕事で必要で読みました。

素晴らしい本でした。すごく勉強になりました。極めて分かりやすい。
正規化,索引の設計,重複項目・集計項目の追加,非正規化,するっと分かりました。

Oracleのパーティション,マテリアライズド・ビュー,クラスタなど,その理論から分かりました。

お薦めです。

柳井 正著
点:7点

ユニクロの柳井さんの著作ということで,新聞の広告を見て買いました。

いや,すごいです。ここまで会社を成長させ続けるパワー,執念はどこから生まれるのでしょうか。かないません。

会社というものは,何も努力をしなければつぶれるもの,なんだそうです。ユニクロでさえ。ネット時代のマスコミなら,言われなくてもそうように感じますが。

980円で話題になったジーユー。実はずっと不調なんだそうです。そのほか,いっぱい失敗をしていて,失敗は失敗とはっきり書いています。それだけ「リスク」をとらないと成功はないという信念をおもちです。

教育に年間数十億円投資して,次世代の経営者を育てるため。世界中に広がっていくグループ企業の経営者としてどんどん育てていくんだそうです。

すごすぎます。ぜひ一読を薦めます。

御立 尚資著
点:7.5点


勝間さんか本田さんの本で紹介されていて買ったけど,読むのに1年以上かかった本です。

コンサルティング会社のボストン・コンサルティング・グループで,すべてのコンサルタントが学ぶ“定石”なんだそうです。
すなわち,インサイト。定石を越えた戦いができるプラスアルファの能力のことです。

インサイト=スピード+レンズ

スピード=(パターン認識+グラフ発想)×シャドーボクシング

パターン認識は分かりやすい。いわゆるフレームワーク(定石)をたくさん持って,それに当てはめて考えよ,というもの。新人コンサルタントはまずこれを学ぶそうです。「顧客はセグメンテーションして考えよ」とかです。

次がグラフ発想。これが大事。右脳で数字入りの絵を当てはめて考えよとのこと。理系の塊の私が最も苦手なことです。これができないから,記事のコンセプトをなかなか作れない。

シャドーボクシングは,右脳と左脳のコラボレーション。理屈(左脳)とイメージ(右脳)を行ったりきたりして,発想を作っていくこと。これができりゃすごいです。


レンズ=拡散+フォーカス+ひねり

拡散は例えばマーケットを広く捉えよ。SCMを広く取って,メーカーが販売まで手を出すとか。
フォーカスは逆に一点にしぼる。アンケートの数字を見ただけではダメで,グループインタビューとか実物を見ないと。(リクルートの創刊男くらたまなぶさんの世界です)
ひねりは,そのものずばり。逆張りするとか,特異点を見つけるとか



とにかく,右脳を鍛えねばと思いました。