先日、iOS11に脆弱性が見つかりiPadが乗っ取られる可能性があるというニュースがありました。
Apple社はすぐにiOS12にアップデートをするように警告しています。
ここからは私の意見を書きますが、最終的に判断するのは使用者本人です。
脆弱性があると何がまずいのか?
要するに、壁に穴が空いてる状態です。そこからウイルス侵入や悪意のあるハッカーから遠隔操作される可能性があります。
データの漏洩、システム破壊、遠隔操作などの危険性があります。
脆弱性を放置するとそんなに危険なの?
悪意のあるハッカーの気持ちになってみましょう。なぜそんな事をするのでしょうか。愉快犯という可能性もあります。ですが少数でしょう。
基本的に企業向けのサイバーテロのようなものが大半です。なのでハッカーは効率良く、仕事をしたいわけです。
それでどうするか、一般的にパソコンでいえば主流のWindows用のウイルスや脆弱性を利用します。さらに個人よりは企業を標的にします。
特にパソコンの場合、脆弱性という問題は日常茶飯事です。ウイルスの脅威なんてものは毎日晒されています。
iPadはシステム上、堅固なセキュリティが築いてきましたが、今回それを覆す脆弱性が見つかったので過敏に反応していますが
私から言わせれば、人間の作るものに完全なものは無いのでそんな危険性は常にあるのです。
絶対ではありませんが、基本的に個人で使用している分には関係する事はほぼないです。(脆弱性を放置するつもりならそれなりの対応が要ります。)
では脆弱性を放置していいのか?当然、放置はしない方がいいです。ですが何も考えずiOSアップデートをするのも危険なのです。
なぜならiPad自体の不具合や自分の使いたいアプリが使えなくなる事があるからです。
私は確率の低い危険性よりiPadやアプリが使えない方がよっぽどウイルスの様な気がしますが、あなたはどう思いますか?
iOSをアップデートする前には色々確認することがあります。それを知らずに確認しないなら脆弱性で来るかも分からないハッカーに恐怖するよりも、よっぽど一大事になると思います。
なぜならiPad自体の不具合や自分の使いたいアプリが使えないならiPadを使う意味があるでしょうか?
更に言うならばAppleの対応は短絡的です。詳しくは専門的になるのでここでは書きませんが、脆弱性への対応がiOS12にアップデートでしか解決しないのは非常に許せません。
私は決して今の時点ではアップデートしません。というよりもアップデートするという選択肢がありません。
使いたいアプリがあるので、アップデートせずにもし被害にあったならAppleを恨むぐらいでしょうか。
しかし知識がない人は恐怖でしょうからアップデートするしかないでしょうね。無知なものは、結局メーカーの言いなりになるしかありません。
結論は脆弱性とかウイルスとかハッカーとかの危険性や恐怖に震える前に無知な自分が一番危険な存在なのです。何も分からずに言われるがままに行動するのが一番怖いです。
その何も思考してないあなたが遠隔操作されてますよ!なので知識、情報を集め自分で吟味し責任を持って判断してください。最終的に判断するのは使用者本人です。
参考情報として [重要] iOS12にアップデートはちょっと待って!という記事もあります。
※今回の件はシビアな話題なので再度書きますが、上記の記事は私の個人的な意見ですので何が起きても責任はとれません。