もうすでに2週間が経ってしまいましたが、5月末の28・29日にいつもの先輩にお付き合いいただき栃木県鬼怒川温泉に行ってきました。
近くの川治温泉・湯西川温泉を含めれば多分6回目の旅になります。
正直6回目になると特にどこを観光しようというはっきりした目的はなく、今回はいつもの格安ホテルのバイキングプランではなく、会席御膳プランでを楽しむおっさん旅です。
前々回の伊豆下田温泉、前回の岐阜羽島温泉の旅と同様、旅の初日は雨天のスタート
今回は近場なので地元北本駅を9:30にスタートし雨の東北道をゆっくりと安全運転
予定通り昼12時前にホテルに到着、チェックイン手続きとカラオケ予約を首尾よく済まし、まずは腹ごしらえに近くのお店に。
向かったのはホテルから車でほど近い「大黒屋」という蕎麦屋さん。
お昼過ぎだったけど、平日で雨模様のためか駐車場に停まっている車は2台。
天婦羅定食1.500円を注文。カラッと揚った天婦羅と冷たい蕎麦もついて満腹の定食でした
お腹を満たして次に向かったのは、初日に雨が降ったらここと決めていた日光猿軍団のショーが見られる「おさるランド」。
ここも平日で雨模様のためか駐車場の車は少なく、お猿さんたちのショーを見る客は自分たち含めて5組だけ
お猿さんたち3匹とスタッフ二人のショーは約40分間に渡り、日頃から鍛錬された技と芸をたっぷり披露してくれて充分楽しませてもらいました。
お猿さんたちのショーの最中はカメラ・ビデオは撮影禁止だったのでその模様を伝えることはできないけれど、終了後は一人300円の料金を払って頑張った猿くんたちとスタッフと一緒に写真に納まってきました
「おさるランド」からまっすぐホテルに戻り、まずは夕食前にひとっ風呂
広~い湯船にたっぷりの温泉、腰痛のこともありいつもよりじっくりと腰を温めるために湯船に浸かる
石組みの露天風呂も風に吹かれて心地良し
源泉温度47.6度、PH値8.8のアルカリ性単純温泉。
さらりとした気持ちの良い温泉
さて入浴後はお待ちかねの夕食タイム
この写真以外に「鰤の照焼き」と「天婦羅盛合わせ」をスタッフが持ってきてくれました。
今回の会席御膳のプランはバイキング会場とは別の個室に席が用意され、呑み放題のアルコールも最初の一杯はスタッフさんが持ってきてくれるとおっしゃる。
アルコールは何度も足を運ぶのが面倒くさいので最初に自分で呑みたいものを呑みたいだけ持ってきました
呑み放題の日本酒嬉しいことに栃木の地酒が三種(米の凛大吟醸・日光一文字・旭興)
それぞれ1合強、時間いっぱいしっかりいただきました
夕食の後はいつものように腹ごなしも兼ねてカラオケでストレス発散
カラオケの後は二度目の温泉を楽しみ、ほろ酔い気分で早めの就寝
翌日は快晴
朝食を済ましチェックアウト後にホテル前で記念撮影
土産の購入と観光ポイントを探しに鬼怒川温泉駅前に。
3年前にも入ったことのある鬼怒川温泉観光情報センターに立ち寄る。
3年前に色とりどりの和傘の美しさに感動したセンター内のディスプレイ、今は温泉むすめや鉄道むすめが前面に
若い人を呼び込むためか、近頃いろいろな温泉地で同様にアニメのキャラクターが目に入るようになったけど、おっさんにはどうも・・・
まずは観光情報センターで教えてもらった「大滝」の観瀑台があるという鬼怒川の遊歩道へ。
滝というには落差があまりなくって感じだったけど、流れ落ちる水音がゴーゴーと響くさまは豪快でした
次に6年前に来た時に歩いたことのある龍王峡を少し散策しようと駐車場にある周辺地図を見たところ、塩原温泉方面につながる日塩もみじラインに入ったところ辺りに「太閤下ろしの滝」という文字を発見。
どうせ塩原方面に行こうと思っていたので、行き先をその滝に変更
日塩もみじラインに入りワインディングロードを少し登って行ったところにこの看板
がひっそりと佇む。太閤秀吉さんがあまりの難所に馬を下りて歩いたからこの名前がついたとか
2段になって流れ落ちる滝、見ようによっては3段の滝にも見える。
前日の大雨で少しぬかるんだ遊歩道に沿って上がっていくと間もなく上段の滝のすぐ側まで近づける。音をたてて滑り落ちる水、滝つぼ水も澄んで綺麗
いつも思うことだけど滝の撮影ははあまり天気の良い日は向かないような、大体が渓谷なので日向と日陰のコントラストが強すぎてしまう
「太閤下ろしの滝」で涼しい水しぶきとマイナスイオンをたっぷり浴びて、日塩もみじラインをさらに塩原方面に車を進める
日光市三依(みより)地区に入ると道端に「みより蕎麦街道」という看板が目に入ってきた。
実はこの鬼怒川温泉旅に出る直前に、義弟から鬼怒川から塩原に抜ける街道に美味しい蕎麦屋があるという情報を得ていて、この旅の二つ目の目的地 蕎麦屋「お休み処 やすらぎ」を目指す。
みより蕎麦街道の看板を見てから程なく「お休み処 やすらぎ」を発見
。正直何のこだわりも感じられない店構え
話には聞いていたが、注文した蕎麦を待っている間に周辺の山で採れた山菜の前菜が7皿提供されるもちろんすべて違う種類の山菜で皆美味しかったけど、名前は一つもわからず
注文したのは「季節の天ざる蕎麦」1.500円也。
海老天、いも天のほかに季節の山菜天婦羅が山盛り
前菜で膨らんだ腹にはとても全部は食べきれず、山菜天婦羅は一部を持ち帰りにしてもらい、夕食にまた楽しませてもらいました
思いがけない山菜攻撃でお腹をパンパンして日光市から那須塩原市に入り、箒川沿いに塩原温泉郷を走り抜け、西那須野塩原ICから東北道に乗り帰路に着きました
日光猿軍団のおさるランド以外は地味な滝めぐりと蕎麦屋巡りをしただけの今回の鬼怒川温泉旅でしたが、おっさん二人にはちょうどいい旅になりました
さて、次はどこに行こうかな