先週の火・水、4月9・10日にいつもの先輩にお付き合いいただき、久しぶりの遠出で岐阜県の羽島温泉に行ってきました車

 

羽島温泉?って聞いたことないでしょうが、たぶん地元の人しか知らない日帰り温泉施設ですニコニコ

 

今回の旅の主たる目的は日本三大桜の一つ「根尾谷の淡墨桜」を見に行くこと。

いつもタイトルの行き先は(〇〇県〇〇温泉)としているので今回もそれに倣った次第です。

 

さすがに岐阜県は遠いということと、八王子JCの渋滞を回避したいということで、川口からやってくる先輩には申し訳なかったのですが、地元JR北本駅を午前6時30分に出発車

 

前日の夜より雨が降り始め、出発の朝も雨降り雨

 

タイヤも雨には弱いスタッドレスのままだし、特に時間を気にする旅ではないので、とにかく安全運転でのんびり圏央道を走り、渋滞もなくスムーズに八王子JCで中央道に入る。

しかし雨は降り続き山梨県から長野県にかけて時には台風並みの横殴りの雨にガーン

 

山梨県境川PAでトイレ休憩、雨がフロントガラスを叩くショボーン

 

それでも恵那山トンネル抜けて岐阜県に入ってからは少しずつ雨も小降りになり、土岐JCで東海環状自動車道に入ったころにはほぼ雨は止んでくれましたグッ

 

東海環状道の美濃加茂SAで昼食タイム。

 

手頃な価格のとんちゃんからあげ丼870円を注文。

食べてみて鶏皮のから揚げかなと思ったけど、豚のホルモン(腸)をから揚げにしたものだって、だから とんちゃん かと納得。

名前はともかく美味しかったですウインク

 

食べてる間に雲が流れ、なんと青空が広がっているではありませんか爆  笑

 

美濃加茂SAの敷地内にある桜も青空に映えて、これから向かう淡墨桜にいやが上にも期待が高まる上矢印

 

東海環状道を降りてしばらく一般道を走り、ようやく午後2時前に淡墨桜公園の駐車場に到着。

 

事前にネットで淡墨桜の開花情報は何度も見ていて、満開は過ぎて数日たっていることは解っていたので、ハラハラと花びらが散るさまをカメラに収めようとしっかりした三脚も肩に担ぎ、駐車場から桜のある公園までのなだらかな坂道をドキドキしながら上る。

 

はて、坂道を上り切ってみた光景は?

 

すっかり花を落としたあまりにも薄い「淡墨桜」でしたガーン

前日からの強い雨風ですっかり花びらが吹き飛ばされ、ほんとに申し訳程度に枝先に残るだけ。

 

しかし花は無くとも樹齢1.500年と言われる古木でありながら、支柱に枝を支えられながらもしっかりと枝を広げる姿は見事というしかなく感動すら覚えました。

 

淡墨桜は残念だったけど、広い公園内にはソメイヨシノや枝垂れ桜が見頃を迎えており、しばし花見と写真撮影を楽しみました。

 

次に向かったのは公園からほど近い「根尾谷断層」。

今から130年余り前の明治24年に起きた日本内陸部最大級の地震(マグニチュード8.0、震度7)を記録した濃尾地震の爪痕。

 

上下最大6m、長さ1kmにも達する断層崖は世界的にも珍しいものとのこと。

 

近くにある地震断層観察館の中では上下6mもズレた内部の地層を直接見ることができて、地震の恐ろしさを再認識するガーン

元旦に起こった能登地震や、このところ日本の各地で頻繁に発生している地震のことを思うと、真剣に防災について考えねばと思うショボーン

 

断層見学の後はチェックイン前にホテル近くの地元の温泉に浸かろうということで、タイトルにもある羽島温泉に車を向ける車

 

「羽島市老人福祉センター羽島温泉」市民は200円、65歳以上の市民は100円、自宅で風呂沸かすよりも安いのでは?

市外の人でも400円と格安の天然温泉ですグッ

 


成分表に無色とあるけど、実際は鉄分を含んだ若干茶褐色の湯。

口に含むと少し塩気を感じる良く温まる温泉でしたアセアセ

 

温泉入浴後はホテルにチェックインし、フロントで教えてもらった近くの居酒屋さんへニコニコ

 

海鮮問屋「羽島漁港本店」、海無し県の岐阜だけど豊富な魚介類のメニュー。

今は交通網の発達、冷凍技術の進化もあり、どこでもそこそこ美味しい魚介類が食べられるウインク

 

先ずは刺盛りと胡瓜の一本漬けでキンと冷えた地酒で喉をうるおす日本酒

長時間運転で疲れた体に染み渡るラブ

 

この店で三合ほど地酒を楽しみ、ホタテ・イカ焼きなどを頂き、ホテルに戻って少し日本酒呑み直しをして、翌日も早いのでシャワーを浴びベッドに潜り込むニコニコ

 

翌朝は快晴、抜けるような青空が広がる。

 

ホテルを出て先ずは近くのセブンイレブンで朝食、大好きなセブンのホットドッグとコーヒーでと思っていたけど、なんと🌭が売り切れブー

仕方なく、鮭と梅干の🍙二つに変更。

 

コンビニでお腹を満たした後は車を岐阜市内に向け、岐阜城を目指す車

 

事前にあまり下調べをしないで、車で天守閣のある山の頂上まで行けるだろうと思って向かったのだけれど、山のふもとを車でウロウロするもどこにも城に登る道賂の入り口がないびっくり

通りがかった地元の方に聞いたところ、ロープウェーで登るか、歩いて登るかしかないとのことショボーン

さすがに帰りの長距離運転のことを考えると標高329mの山頂まで歩いて登る選択肢はないと、ロープウェーを選択。

 

片道約4分で山頂へ、往復1.300円の「ぎふ金華山ロープウェー」見下ろす景色が素晴らしいグッ

 

ロープウェーの山頂駅から岐阜城天守閣までは徒歩約10分。

 

山頂駅から歩いて数分山道を登ると天守閣が見えてくる。

 

青空に映える天守閣、石垣下と手前の桜はすでに散っていたけど、咲いていたらさぞかし美しいだろうと想像する。

 

 

天守閣最上階の展望台から長良川と岐阜市街を見下ろす、標高329mの山上に建つ天守閣、まさに眼下を見下ろすという表現がふさわしい。

 

早足で岐阜城見学を済ませ、再びロープウェーで山のふもとの岐阜公園に戻る。

 

岐阜公園内にある大正天皇即位を祝って建立された三重塔、気持ちは次に向かって急ぎ移動だったけど、枝垂れ桜が綺麗だったので写真に納める。

 

岐阜城の後は今回の旅で是非尋ねたいと思っていた関市にある「名もなき池」(通称モネの池)。

根道神社の参道横にある、近くの山の伏流水を利用した貯水池で(本当に特に名前はないらしい)、透き通った湧水に咲く水連が綺麗で、まるでモネの代表作「睡蓮」を思わせるので通称モネの池とついたとのこと。

 

本当に透き通った透明な水の中を錦鯉が泳ぐ姿が美しいニコニコ

 

水面に浮かぶ睡蓮の葉の上に桜の花びらが散り落ち綺麗なピンク色に、この時期だけしか見られない情景ラブ

 

時間はすでにお昼をとっくに回っており、まだまだ撮影したい気持ちを抑え込み、車に乗り込み、途中にあった道の駅を目指す車

 

とにかく帰りの時間も長丁場になることは必至で、ろくに土産も買っていなかったのでこの道の駅「ラステンほらど」に立ち寄り、急ぎ岐阜の地酒と五平餅と蕎麦を土産に購入。

 

高速の東海縦貫道に入る前に昼食を摂ろうと探していたけど、結局見つからず

そのまま東海縦貫道に乗り、前日と同じ美濃加茂SAで昼食にナイフとフォーク

 

この日のチョイスは前日とんちゃんからあげ丼とどちらにしようか迷った「郡上味噌らーめん」880円を選択。

お腹も空いていたし、味噌味のスープが大変コクがあってなかなか美味でしたグッ

 

美味しいラーメンでお腹を満たし、午後2時過ぎに美濃加茂SAを出発し、一路地元埼玉北本へGO車

 

途中先輩に運転交代をしてもらいながら、中央道から圏央道に入る八王子JCで少し渋滞があったけど、概ね順調に走り、午後7時半ころ地元に無事到着しましたニコニコ

 

メインであった日本三大桜の一つ「根尾谷の淡墨桜」は残念ながら見頃は過ぎ、花びらも散ってしまっていたけれど、その堂々たる樹容には感動したし、全て足早ではあったけど根尾谷断層・岐阜城・モネの池、それぞれ印象深い景勝地でした。

そして、タイトルにした岐阜羽島温泉、鉄分たっぷりの茶褐色の湯、よく温まる良い温泉でしたグッ

 

さて次はどこにしようか? 運転時間の短い近場でのんびりがいいかなウインク