もうひと月近く経ってしまいましたが、今回は4月後半に初めて訪れた会津の奥座敷といわれる福島県会津若松市にある東山温泉旅のご報告です。

 

東山温泉は会津若松市東部の山際を流れる湯川沿いに点在し、約1、300年前にかの名僧行基が発見したとされる歴史ある名湯。

 

いつも同行して頂く先輩と地元北本駅を午前8時に出発車

東北自動車道に羽生ICから入り、南会津を通って会津若松をめざす。

 

東北自動車道を白河ICで下りて、まずは南会津郡下郷町にある「塔のへつり」に向かう。

 

「塔のへつり」とは100万年という長い年月をかけて河川の浸食と風化を繰り返してできた奇形。国の天然記念物に指定されている。

 

浸食と風化で出来た断崖絶壁が塔のように見えることから名付けられたとのこと。

言われると見えるようなウインク

 

塔のへつりの次は福島県南部の有名観光スポットの「大内宿」へ。

 

「大内宿」とは江戸時代に会津西街道(会津若松と日光今市を結ぶ)の宿場町として栄えたところで、現在も茅葺屋根の民家が立ち並ぶ景観が人気。

 

「売らない・貸さない・壊さない」という住民憲章の三原則を守り、当時の景観が引き継がれている。

 

大内宿で會津名物「ソースかつ丼」を食べようとスマホで検索して飛び込んだ店「味処みなとや」さん。

 

時間に余裕がなくちょっとした勘違いをしてしまい、ソースかつ丼はメニューになく、定番の「天ざる蕎麦」をいただく。美味しかったですラブ

 

名前はわからないけど、民家の前に八重の枝垂れ桜が咲いており、今年の春最後の花見を楽しむ。

 

お腹を満たし、江戸時代の風情を残す景観を楽しみ、いよいよ會津の名湯東山温泉に向かう。

 

大内宿で少しゆっくりしすぎたため到着予定にしてた午後3時を少し回って到着。

チェックイン手続きを済ませ、不安な気持ちでカラオケ予約をお願いすると、運良く夕食後のベストの時間をゲットグッカラオケ

 

夕食前の腹ごなしにホテル横を流れる湯川沿いをぶらぶら散歩。

 

「會津の奥座敷」と呼ばれるに相応しい風情ある景観。

 

渓流沿いの山吹が黄色い可憐な花を咲かせていた。

 

国指定の登録有形文化財、東山温泉の老舗旅館「向瀧」

風情ある佇まいにしばしうっとりおねがい

 

ぶらり散歩を終えホテルに戻り、夕食前にまずはひとっ風呂アセアセ

 

敷地内に自家源泉を持つホテル、浴槽に柔らかく肌触りの良いお湯がたっぷりと注がれる。

 

岩組みの露天風呂、周りの新緑も美しく肌にも、目にも優しいグッ

 

泉温54,6度、PH値8,1

ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉

身体の芯から温まるいい温泉でしたグッラブ

 

夕食の後はいつものバイキング形式の夕食ナイフとフォーク

 

決して手の込んだ料理ではないけれど、好きなものを好きなだけが嬉しいニコニコ

 

そして飲み放題のアルコール、福島県の地酒3種が飲み放題日本酒

もちろん時間ギリギリまでしっかり呑ませていただきました。ラブグッ

 

夕食後は先輩とカラオケカラオケルンルンで日頃のストレスを発散し、2回目の温泉に浸かって朝まで熟睡ニコニコ

 

残念ながら翌朝は雨降りえーん

朝食を済ませた後、ホテルで行き先を検討しながらゆっくり過ごし、まずは猪苗代湖近くにある水族館に向かう車

 

「アクアマリンいなわしろカワセミ水族館」という長ったらしい名前の淡水魚水族館。隣が淡水魚の水産試験場だった。

 

この水族館で初めて知ったが、実は「メダカ」という種類の魚はおらず、「キタノメダカ」または「ミナミメダカ」に分類されるとのこと。

 

野鳥も「シラサギ」という種類の鳥はおらず、白い羽のサギは「ダイサギ」「チュウサギ」「コサギ」に分類されるので、淡水魚の世界でも同じことがあるのだと勉強させていただきましたウインク

 

水族館の後は猪苗代町から会津若松市内に戻り、會津の老舗酒蔵見学日本酒

 

お邪魔したのは、今から約170年前の1850年(江戸年間嘉永三年)創業の末廣酒造(株)さんの「嘉永蔵」。

 

国指定の登録有形文化財でもあるこの「嘉永蔵」歴史の息遣いが聞こえてきそう。

 

30分余りの見学時間の中で、酒造りに関していろいろ説明をしていただき、酒造りの過程を改めて知り、また酒造りの諸々の用語に関して間違って理解していたことがわかったりもしましたが、本音では酒造りの過程の複雑さ、用語の難しさを痛感し、これはいちから勉強し直しだなと思った次第ですショボーン

 

見学の後は試飲もできるということでしたが、もちろんドライバーは厳禁。

自宅に戻ってからのお楽しみで「末廣」の吟醸酒を土産に購入しました日本酒ラブ

 

酒蔵見学を済ませて向かったのはホテルのスタッフにお勧めいただいた、會津名物ソースかつ丼の旨い店「卯之家」さん。

 

閉店間際の2時半前にギリギリ滑り込みセーフ爆  笑

 

注文したのは卯之家セットのソースかつ丼(ロース)&半ラーメンラーメン1,300円也

 

かつ丼は衣サクサクで、肉は柔らかく、ラーメンは會津独特のちぢれ麺に鶏がらスープが良く絡み、どちらも絶品グッ

 

さすがに地元の人が勧める店、間違いはございませんでした。

 

前日に食べはぐってしまった會津名物のソースかつ丼と會津ラーメンに舌鼓を打って大満足で帰路の途につきました車

 

今回の會津の奥座敷「東山温泉」お湯良し、酒良し、名物良しの三拍子そろった温泉でした。

 

また違う季節に訪れてみたいと思いますグッおねがい