今月の半ば１６・１７日に、かねてから行きたいと思っていた栃木県湯西川温泉に、いつもの先輩を誘って行ってきました。
昨年の秋に行こうと思ったときは、紅葉シーズン真っ盛りで予約がとれず、冬に行こうと思ったときは、人気の湯西川かまくら祭りのシーズンで予約がとれずでした。
今年の５月にやっと予約が取れたものの、コロナ感染拡大のため、ホテル営業の縮小が行われ、ホテル側から予約キャンセルに
そんなこんなで、近いのになかなか行けない温泉だった湯西川温泉。数十年前の社員旅行以来、２回目の訪問が実現しました。
世界の観光地日光が近いけれど、湯西川温泉そのものには、特にこれといった魅力的な見所はないので、経費節約も考え、自宅の最寄駅から一般道をのんびり走って向かいました。
途中、宇都宮市内で昼食を摂ろうとして、店選びに時間がかかり、ホテル到着が予定していた１５：００より２０分ほど遅れてしまい、夕食後にいつも楽しんでいたカラオケの予約がとれず、ガッカリ
ホテルで一休みしてから、気を取り直して近くに有る「平家の里」に向かいました。
「平家落人の里」として有名な湯西川温泉、ここが唯一の見所？
復元された茅葺き屋根の建物が点在、山懐なので紫陽花がまだ花を咲かせていた。
顔出し看板があると素通りできないおっさん二人
ホテルに戻り夕食前にひとっ風呂！
大きな窓に中庭の緑が眩しい内風呂。
肌触りはサラっとしていて、とろみ感が少ないお湯だけど、ＰＨ８，９の美人の湯
広い内風呂でゆっくり湯西川の湯を楽しんだ後は、いつものバイキングスタイルの夕食。
鮎の塩焼きや、野菜や肉の串揚げなどを肴に、三種類の地酒を時間いっぱい楽しむ
今回はカラオケなしになってしまったので、夕食後は部屋に戻り、先輩が持ってきてくれた「辛口 浦霞」をチビリチビリと戴く。
２回目の風呂にのんびりに浸かって、心地よく入眠
翌朝は快晴
気持ちの良い青空が広がる。
朝食前に３回目の温泉タイム。
３０分間、無料で独占できる貸切露天風呂。
おっさん二人で貸切にして「どないすんねん？」って話ですが、他の人に気兼ねなく写真が撮れました
こちらは、男性用露天風呂。緑に囲まれ、眼下を流れる渓流の水音を聞きながら浸かる湯は最高
露天風呂の下を流れる清流（多分鬼怒川の上流部？）
朝風呂にゆっくり浸かった後、朝食ものんびりと頂き、１０時を少し回ったくらいに、チェックアウト。
前日来た道を戻り、「道の駅湯西川」を目指す！
途中、案内看板の出ていた「湯西川ダム」に立ち寄る。
湯西川温泉は山間の谷筋をかなり入り込んだところに位置しているので、周辺はダムだらけ、ダム銀座って言ってもいいかも
ダム見学をして、駐車場に戻ると、普段あまり見かけない背の高いバスを発見！
近づいてみると、テレビの旅番組や、ニュースなどで見たことのある水陸両用バス。
このバスを運転するには、船舶の運転免許も必要だと運転手さんが教えてくれる。
後部についているスクリューがその特徴を示している。
「湯西川ＤＵＣＫＴＯＵＲ」と称して、道の駅湯西川を発着とし、湯西川ダム見学とダム湖クルーズで、料金３，３００円なり。
水陸両用バスでのダム湖クルーズという珍しい体験が３，３００円で出来るのは高くはないかも？と考えながら、今回は節約節約と思い断念しました。
湯西川ダムを出て、間もなく「道の駅湯西川」に到着。
野岩鉄道「湯西川温泉駅」に隣接する道の駅で、２階には日帰り温泉施設も併設されている。
山間を走る野岩鉄道、地下にホームがある駅も数箇所ある。
地下駅のホームから見える鉄橋、鉄橋を渡るとすぐまたトンネル
道の駅湯西川をあとにして、昼食を摂る店を探す。（前日の昼食がこってり中華だったので、この日はさっぱり蕎麦屋を目指す）
走り始めてほどなく、「蕎麦 湖畔亭」という案内看板を発見！看板に導かれるようにハンドルを左に切り、橋を渡って狭い道を進む。
道の突き当たり、五十里湖というダム湖の湖畔に佇む「湖畔亭 ほそい」という蕎麦屋。
「鴨そば」の大盛りを戴く。ちょうどいい感じの歯ごたえの手打ちそば。
つけ汁も鴨肉を使っているものの甘味を抑えた旨いつけ汁
初めてのお店でしたが、とても美味しい蕎麦をいただきました
晴天の青空を映し、真っ青な湖面と山の緑が眩しい「五十里湖」。
ひっそりとした山間の温泉と、美味しい蕎麦と、美しいダム湖に満足し、少し早めに帰路につきました
緑に囲まれた露天風呂が印象的だった湯西川温泉、違う季節にもう一度来てみたいと思います
さて、次はどこにしようかな？